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スナックを間借りしている六本松のカレー店「Emerada(エメラダ)」に行ってきた。 Emerada(中央区六本松)

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  2018/02/20   ※記事公開時の日付です

隠れカレー好きとして。

カレーのスペシャリスト檜原さん
執筆陣に加入してくださり
カレーコンテンツが充実してきました。

 

その記事に触発されていざ私も!

六本松にある「スナック園」で
昼のみ営業している「エメラダ」へ行ってきました。

 

店名の由来は?

(店主)
主な由来は「宝石の女王」と言われているエメラルドです。
うちのカレーはカルダモンを多く使っていて、
これがスパイスの女王とされている。
その2つの女王をかけ合わせたようなイメージで
名前を付けました。

 

―品があって素敵ですね。

 

(店主)
そのほか、なんだか国っぽい響きもあるでしょ。
中東のどこかにありそうな架空の国で出されている
カレーを想像してみたんです。

 

―確かに、どこかにありそう!

このイラスト、かわいいですね。

(店主)
隣のお店の方が書いてくれたんですよ。
普段はアイシングクッキーと子ども服を売っている
「6PPO(ロッポ)」というお店です。

アイコニクスさんというブランド名で
活躍されているみたいですよ。

 

―(ちょっと滲んでいるけど……ポップでいいなぁ)

メニューは?

(店主)
骨付きのマトンカレーとマトンキーマを作っています。
チキンカレーを出してたこともあるんですけどね。
もうすぐ「カラヒ」も提供をはじめると思います。

 

ビールは今日はキリンのラガー瓶、
グランドキリンシリーズのIPA瓶、「KAGUA」です。

 

―どうしてカレー店を?

 

(店主)
以前は居酒屋のアルバイトでホールを担当していました。
カレーはもともと好きだったんです。
しかし調理はまったくの初心者。
最初はかなり苦労しましたよ。

 

―レシピづくりはどうやって?

 

(店主)
独学でコツコツと。
いろんな本を読んで研究しましたよ。
集中して勉強してると
だんだんわかるようになってきます。

 

ついにカレーが登場です。

(店主)
マトンカレー、お待たせしました。
ご飯のおかわりが必要だったら
声を掛けてくださいね。

 

―ありがとうございます。
 多分このくらいで足りると思います。

 

 

―香りが良い!
 口当たりは軽くて、コクがありますね。

 

(店主)
ありがとうございます。よかった。
余分な水分を飛ばして
グツグツと煮るのがコツなんですよ。
そうすると味がうまく馴染むんです。

油を控えめにするレシピも多いですが
うちはわりとしっかりと使ってますね。

 

―なるほど、それでこの味わいに。

 

(店主)
マトンは骨付きなので
遠慮せずガブッとどうぞ。

 

―恥ずかしいですが、失礼します。

 

(店主)
そうそう、手を使って
食べ尽くしてください。
骨の髄に溜まっているスープも
最後まですすれますよ。

 

―それにしても辛い。熱い。

 

スパイスを複数使っているのと、
青唐辛子の効果でしょうね。
今日のはいつもより辛めに
仕上がったかもしれません。

辛い。けど止まらない!

(店主)
ご飯が進むでしょ。
さっきのお客さんはアゴから汗が
したたり落ちてましたね。

 

―バスマティライスの炊き加減が
 ちょうどいいですね。
 カレーとマッチします。

 

 

(店主)
食後はよかったらこのチョコレートで
口の中を落ち着けて帰ってくださいね。

そういえば、ここはスナックだった。

カウンターが10席ほどの
スナックらしいスナックです。

 

店主とこんなに会話が弾むのも
ここがスナックだからなのか。

お店の前に置いてあった赤いイスは
日向ぼっこ&読書用とのこと。

そんな柔和な店主のお人柄も
魅力のひとつだと感じました。

 

※記事の内容は取材時点のものです。

安永真由

ライター/ディレクター

ラーメンやうどんなど麺類を愛する。ほかにはカレー/卵料理/純喫茶/洋食/古い店/お酒全般。辛いものを食べるときは汗だくになります。

 

■店舗情報

店名 Emerada(エメラダ)
ジャンル カレー
TEL 070-5495-2927
住所 福岡県福岡市中央区六本松2-5-9
交通手段 地下鉄七隈線六本松駅から徒歩約3分。西鉄バス「六本松大通り」「六本松3丁目」から徒歩
営業時間 11:30くらい~17:00くらい
定休日 水曜

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