
Gohの福山シェフがプロデュースする神イベント「合餐」をイチからジュウまでレポートします。 La Maison de la Nature Goh (中央区西中洲)
舞台は屋台風の人気店「めでたいや」
西中洲にあるフレンチ「La Maison de la Nature Goh」の
オーナーシェフ福山剛さんが主催する食のイベント「合餐」。
10月某日に福岡市中央区警固「めでたいや」を舞台に開かれました。
「めでたいや」は屋台風の店内で、
通常のメニューはおでんや刺身、寿司など和食と肴がメイン。
料理を手がけるのは福山シェフと東京・神保町「傳」の長谷川さん。
1枚500円のチケットが20枚つづりで合計10000円。
チケットにはシェフの似顔絵が描いてあって
料理提供時に必要な枚数と交換するシステムです。
あの銘菓にフォアグラを⁉
一品目はこちら↓
言わずと知れた博多の銘菓ですが……
よーく見ると真ん中に切れ目があって
何かが挟まっています。
正体は、フォアグラ。
とおりもんのあまくてしっとりした餡に
フォアグラのなめらかな舌触り。
適度な塩気と、ベリーの風味を感じました。
とおりもんを肴に乾杯はシャンパンです。
とおりもんにシャンパン
いまや紋切り型の表現かもしれませんが、
「こすか、こすかー!しゃれとんしゃあ!」です。
Gohと傳のコラボメニューも
店内に貼ってあるメニューには
1、2などのチケットの枚数を表す数字と
「G」と「D」というアルファベットが書かれています。
これは「Goh」と「傳」の頭文字。
2品目は「G」と「D」、両方のアルファベットが書いてある
「秋なすムース」(チケット1枚)です。
「Goh」と「傳」のコラボメニュー。
ナス風味のふんわりしたムースの中には
ザクロの実が入っていました。
花びらは彩りのためだけでなく
こちらは「ルッコラとセルヴァチコ 塩昆布あえ」(チケット2枚)。
塩昆布の旨みとルッコラの苦み、そして
この鮮やかな花びらには上品な酸みがあります。
長谷川さん曰く、「酢の代わりに使っています」と。
花びらを酢の代わりに!
なんて発想力でしょう。
どんどんいきましょう
3品目は「秋刀魚のリエット」(チケット2枚)
秋の味覚を使ったリエット。
大根おろしにかかっているのは
醬油でなくバルサミコ酢です。
4品目は「熟成 金めだい」(チケット4枚)
ツヤツヤの身は口当たりがなめらかで
ちょっぴり甘めのタレがかかっています。
5品目「かます棒寿し」(チケット2枚)
こんがりとした皮の香ばしさと大葉の香り。
酢飯とのバランスも最高です。
6品目「博多 豚バラキャベツ」(チケット1枚)
メニュー名から想像していたビジュアルを
見事に裏切っていただきました。
「キャベツのうまたれ」の容器に入った
特製ドレッシングはトリュフの香りがふわあっと。
7品目「三原 厚揚げブルギニヨン」(チケット2枚)
ニンニク、パセリを混ぜ込んだバターをエスカルゴにのせて焼く
ブルゴーニュ地方の料理「ブルギニヨン」。
お皿の中央には厚揚げが、周囲には豆とサザエが。
8品目「傳・出汁香るステーキ」(チケット4枚)
その名の通り、本当にダシが香るんです。
口に入れる前に和ダシの香りが鼻から入ってきて
嚙みしめる度に肉の旨みがあふれだす。
9品目「博多限定スパイシーDFC」(チケット1枚)
ああ、肝心な料理写真が写っていませんが
これは手羽先をカリッと揚げて、
山椒やユズなど和風スパイシーをまぶした「傳 フライドチキン」です!
シメまですごいんです
10品目「Goh フォアグラ茶漬け」
小ぶりな器に分厚いフォアグラがどーん!
あっさりしたスープにお米とネギ。
11品目「傳 一番出汁モツうどん」
細い麺とダシのきいたスープ、
もつがゴロゴロ入っています。
12品目「スパイシークラブカレーうどん」
細かくほぐしたカニの身に、クミンなどのスパイス。
こちらも細麵です。
デザートだって
ずっと気になっていた「GOHDIVAデザート」。
この黒いマスの裏面にはチョコレートブランドの
名前をもじったロゴが。遊び心満載です。
中にはザクザクとした食感のクッキーと
プルンとしたゼリー?ジュレ?
クリーミーなムースにチョコレートの濃厚なソースがかかっています。
食べて食べて、飲んで食べて。
シェフの調理風景を間近で見られる。
「合餐」は今後も福岡で開かれるそうです。
さてさて、次はどこで開催されるのか。
楽しみですね!
■店舗情報
店名 | La Maison de la Nature Goh |
---|---|
ジャンル | フレンチ |
TEL | 092-724-0955 |
住所 |
福岡市中央区西中洲2-26 |
交通手段 | 西鉄天神(福岡)駅から徒歩10分 |
営業時間 | 18:00〜24:00 |
定休日 | 日曜 |
