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全部知ってる? 福岡名物「元祖長浜屋(がんそ・がんなが)」の楽しみ方14 元祖長浜屋(中央区長浜)

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  2017/09/02   ※記事公開時の日付です


福岡県民なら誰もが一度は経験しているだろう、それが「元祖長浜屋」、通称「がんそ」もしくは「がんなが」。この前、思い立って早朝に「元祖」を食べに行った時にあらためて考えた、私流の楽しみ方をまとめました。

1)やれるとこまで


営業時間は朝4:00~翌1:45。やれるとこまで時間を延長する、という他にないスタンスに胸をうたれる。

2)メニューで迷いようがない


「あぁどれにしようかいな」と悩む必要なんてない。迷わず「ラーメン500円」を押せ! ビールよりも焼酎(200円)がお得だろう。

3)入口は右、出口は左


間違えないようにしないと「出口」から出てきた人と鉢合わせしてしまう!

4)締まる時だけ自動ドア


自動ドアか? いや、締まる時だけ自動なんだ。引き戸をスマートに開けて入店せよ。

5)蛇のように渦巻く湯呑み


最大数入るように計算された収納の仕方なのだろう。ギュッと詰まっているのでゆっくり取ろう。

6)やかんの中はぬるめのお茶


大きなやかんには冷たくも熱くもないお茶が入っている。薄いので何茶なのかわからないけどそれがまたいい。

7)冷水もあります!


キンキンに冷えた冷水もある。どの席からもわかりやすいように張り紙があって親切。

8)かなり険しい割り箸の山


こんなに鋭く天を突き上げる割り箸を見たことがあろうか? いや、ない。あなたがつけ入るスキさえ見せません。

9)ラーメンは「シャバとん」


短時間で仕上げる浅めのスープは「シャバシャバ」と表現されることがある。シャバシャバとした豚骨スープ、略して「シャバとん」。

10)よく味の染みた肉


スープそのものに濃厚さはないけれど、肉の味がスープに染み出していることを発見した時に初めて肉へのリスペクトが生まれる。「替肉」(100円)は酒のつまみにも。

11)胡麻入れの中央の穴


なぜか見入ってしまう中央の穴。胡麻が出過ぎないように注意!

12)オレンジのテーブルと紅しょうが


タッパいっぱいに入った紅しょうががテーブルに1個置かれている。色鮮やかな組み合わせを見よ。

13)ホーローのポットには……


替玉には欠かせないラーメンのタレが入っている。お茶ではないので間違えないように。

14)アブナイよ。


「元祖 長浜屋」のアイデンティティともいえるこの看板。店内では走り回らないようにしよう。

安永真由

ライター/ディレクター

ラーメンやうどんなど麺類を愛する。ほかにはカレー/卵料理/純喫茶/洋食/古い店/お酒全般。辛いものを食べるときは汗だくになります。

 

■店舗情報

店名 元祖長浜屋
ジャンル ラーメン
TEL 092-711-8154
住所 福岡市中央区長浜2-5-38 トラストパーク長浜 1
交通手段 ・福岡市営地下鉄空港線「赤坂駅」1番出口から徒歩10分
・天神地区から西鉄バス(61・68番系統福浜行)で「港一丁目」停留所下車、徒歩2分
営業時間 4:00~翌1:45頃 (やれるとこまで時間延長)
定休日 年末年始に1週間ほど休業

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