
子連れで箱崎に行くなら、かゆいところに手が届く「杢 moku」へ 杢 moku(東区箱崎)
気づいたことがあります。
私のクイッターズの記事、おしゃれじゃない。
こう書くと紹介したお店に失礼な感じがするけれど、違うんです。
だってほら「大盛に挑戦してきた」とか言って2リットルのラーメン食べたり、唐揚げ15個食べたり、そば5玉食べたり、全然、かわいさがないと思いませんか?
もはやフードファイターと化しています。
ちがう、私はでぶグルメライターに弟子入りしたいわけではないっ!!
もっとこう、女の子たちが「うわ~すてき!」って思えるようなお店に行こう。うん。
というわけで今回はこちらへ。
#路地裏 #古民家 #隠れ家カフェ
みたいなハッシュタグをつけたくなるこのたたずまい。
箱崎にある「杢 moku」です。
この通路の先にあります。
スピタルハコザキというシェアスペースで、ご夫婦が経営しているカフェ。
2階では不定期で展覧会を開催しているそうです。
店に入って真っ先に感じたのはBGMの美しさでした。
曲がきれいとか選曲のセンスがいいとかそういうんじゃなくって、音そのものが美しい。
気になって上を見ると……。
音楽好きの知人に聞いたところ、これは多面体無指向性スピーカーといって部屋中を反射してかえってきた音がひびくようなつくりになっているそうです。
どおりで……。
まるで生演奏をど真ん中で聴いている気分が味わえます。
私、外食の際に有線で流れてくるような曲を聴くのがどうにも苦手なんです。音楽を流すなら、こだわってほしい!結構わがままな女。それが内川美彩。
しかし意外とないんですよね。スピーカーにまで力を入れる飲食店。
この「かゆいところに手が届く」感じ……好き!
さて、注文したのは「大きなサラダセット」(1400円)。
ほうら、選んだ料理もおしゃれでしょ。
決して大盛なんか頼まない。
そしてここでも「かゆいところに手が届く」ネタを発見。
チキンがこぶりなのです。
女子たるもの、大きな口をあけて食事をするなんて恥ずかしいですよね。
これならひと口ずつ食べられる。こころなしか、野菜もひと口ずつ食べられるくらいのサイズ感でした。
おはしもかわいいの。
「かゆいところに手が届く」その3
こんなおしゃれだったら子どもと一緒に来づらいなあ……なんてメニューを見ていると。
キッズメニューを発見。
しかもバリエーションたくさん!
大体、飲食店に行っても「お子さまランチ」1品のみってところが多いんですよね。
でもここは違う!パスタとかカレーとかピザとか、いろいろ選べるんです。
子どものことも大人と同様に見てくれている感じがしてうれしい心遣い。
さらに聞くところによると、パスタは麺を短くして茹でてくれるそう。
……クイッターズを見ているお父さんお母さん「杢 moku」に来るときにはこれはいりません!
1歳前後の子どもをもつ親は必ず持ち歩く100均で買える「麺カッター」。
麺を頼むとき、これがないと長くて食べにくいんですよね、子どもは。喉につまらせたら怖いし。
しかし麺を切るのって結構労力がいる……。
だからあらかじめ短い麺が出てくるのはほんっとーーーーにうれしい。
ああ、なにこの「かゆいところに手が届く」感じ!!!!
ハッシュタグは #かゆいところに手が届く で決まりだろう、もう。ほかにないよ。
……おしゃれな投稿をしたくてやってきたのに、結局こんなところにオチを持っていっちゃう私をお許しください。
そして最後に、ちょっとでもおしゃれな投稿にしようといろいろ試行錯誤した私の写真たちをおおさめください。
▼めっちゃインスタグラマーっぽいやん!と思いながら撮った。
▼むき出しの配線が好きです。
▼なんかよくわからないけどおしゃれ。
写真好き、音楽好きの人にもおすすめの「杢 moku」でした。
■店舗情報
店名 | 杢 moku |
---|---|
ジャンル | カフェ |
TEL | 090-3611-9506 |
住所 | 福岡市東区箱崎1-32-31 スピタルハコザキ内 |
交通手段 | 地下鉄木箱崎駅より徒歩10分 |
営業時間 | 11:30~22:00(L.O.21:30)※ランチは~16:00、日・祝の夜は要予約 |
定休日 | 不定(要問合せ) |
