
魔術師、女王、ウルトラホットみそ汁。 ステーキの店 アンガス天神店(中央区渡辺通)
アンガスはランチがお得
創業40年、博多シティやデイトスにもある。
以前は博多駅朝日ビルの地下にもありました。
福岡の老舗ステーキ専門店です。
天神店は大丸パサージュ広場、
国体道路を挟んで向かいの福岡第一東カンビル地下にあります。
内装は”昭和喫茶店テイスト”で。
鉄板カウンターと大判の鉄板テーブルが2つ。
ランチタイムはAM11時~PM3時。
ハンバーグランチ 1200円
ステーキランチ M150グラム 1300円 L200グラム1600円
ステーキは上質な牛ハラミ肉を使うそうです。
鉄板の魔術師とシルバートレイの女王
ランチタイムは女性ふたりで切り盛りしていました。
コック帽をかぶった女性が「鉄板の魔術師」。
コック服だけの女性が「シルバートレイの女王」。
せっかくなんでいちばん高いメニュー、
ステーキランチ L200グラム1600円を。
「鉄板の魔術師」は鉄板に火を入れながら
「Lです」
と「シルバートレイの女王」にオーダーを通す。
「はい」
という返事とともに「シルバートレイの女王」は
ミニサラダとステーキのタレが入った皿、小さな壷に入った味噌ダレ、
細く切った昆布と人参の漬け物、箸と箸置きを持ってくる。
それと入れ替わりに「鉄板の魔術師」は皿にひとかたまりのハラミ肉を。
「ニンニクだいじょうぶですか?」
「だいじょうぶです」
「焼き加減はいかがしますか?」
「ミデアムレアで」
ここからはしばらく「鉄板の魔術師」の独壇場だ。
皿代わりのアルミホイルが鉄板の端に。
あたたまった鉄板に牛脂(ヘット)がひかれニンニクが炒められる。
しばらく炒めて脂に風味がうつる頃合いで、ニンニクを皿にとって肉の塊を投入。
ステーキ用の長い2本差しフォークと使い込まれた肉切り包丁で、
焼き加減の塩梅をみながらサイコロステーキサイズにカットしていく。
その手羽先、いや、手さばきは超一流です、はい。
「あがります」
「鉄板の魔術師」の声に「シルバートレイの女王」が反応。
すぐさま「ごはん」と「みそ汁」を持ってくる。
ウルトラホット!!
「ごはんはおかわりできます」
「みそ汁はたいへん熱くなっています」
いやいや、そんなことはないだろうと、さっそくみそ汁をひとすすり。
めっぽう熱い。
これは「福岡みそ汁熱いぞランキング」トップランク入り。
大名の「天ぷらだるま」を抜いて、天神エリアでは堂々1位ですたい。
アルミホイル皿に肉とニンニクが
脂と旨味が出た鉄板では野菜炒めがつくられる。
ミニサラダには牛スジ肉の煮こごりがドレッシング代わりにのっている。
ベジタブルファーストでサラダをたいらげたあとは
ステーキ、ニンニク、炒め野菜、ごはん、みそ汁、昆布と人参の漬け物、特製味噌、
いろいろなマリアージュ(←おいおい、気取るんじゃねーぞ)を愉しむ。
ステーキランチは、ごはんのおかわりが無料なのも嬉しいわん。
あれやこれや食べていると、
気が付けば”ごはんおかわり3回デブ”です。
シメに特製味噌と漬け物でごはんを1杯食べて、
ごちそうさまでした。
お会計は「シルバートレイの女王」のご担当。
会計用のシルバートレイに
お釣りとミント味の粒ガムをのせてすばやく渡してくれます。
その手羽先、いや、手さばきに思わず心を奪われちゃいましたとさ。
でぶグルメライター
昭和40年代生まれの自称“でぶグルメライター”。crossFM「baysidefestival」の「ぶらりふとり旅」ではランチ情報&体重をオンエア中。外食率100%のハイパーカロリーゲッターとして生き恥をさらすかたわら、フードイベントの企画立案や飲食店のコンサルティングなども手がける
■店舗情報

店名 | ステーキの店 アンガス天神店 |
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ジャンル | ステーキ |
TEL | 092-711-2552 |
住所 | 福岡県福岡市中央区渡辺通5-24-30 福岡第一東カンビル地下 |
交通手段 | 西鉄バス天神1丁目徒歩すぐ |
営業時間 | 11:00~15:00(売り切れ次第終了)17:00~22:00 |
定休日 | なし |
