旅行や日々のグルメ探訪に!ライターが自腹で本気レビューする福岡のレストラン情報

手みやげに!福岡三越デパ地下スイーツ♡ 北九州小倉の老舗・湖月堂「白玉ぜんざい」 湖月堂 福岡三越店(中央区天神)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

  2020/08/23   ※記事公開時の日付です


 

夏の打ち合わせの楽しみ

土曜の午後の打ち合わせを満喫しようと思って、甘いものを探しに三越まで行ってきた。事務所が近いので、いつもはだいたい岩田屋で決める。けど、最近目新しいものがなくて退屈している。鈴懸の蜜豆は定番すぎるかな。いや、すいかも買いたいからそれだとフルーツのバランスが良くないな。この迷ってる時間が、わたしはけっこう好きだ。時間帯、季節感、相手の好み。でも結局は自分の気分。

 

いろいろ考えながら、だいたいその日のテーマを決める。今回のテーマは「田舎の親戚のおばさんの、お盆のおもてなし」。和菓子(小豆を使ったものがいいな)とすいか、キンキンに冷えた抹茶入りの緑茶。全体の構成がパーフェクトに整った。

 

ソラリアのデルーカをさっと見て、三越まで足を伸ばす。ぐるりと見て回りながら、京都・清閑院のくずきりにしようかと思っていたところ、ふと湖月堂にたどり着いた。

 

するとショーケースの上にあるじゃないの、白玉ぜんざいが。吸い込まれるように店頭に寄って、3人分の白玉ぜんざいを手に入れる。1個486円。すごくいいところをついてくる。そうか、湖月堂か~。灯台下暗しとはまさにこのこと。まだ食べてもいないのに、この時点でわたしの達成感は100%越え。

 

あとで湖月堂の白玉ぜんざいについて調べてみると、お店では白玉の下を「氷」か「寒天」から選べるらしい。

 

氷!

 

それはそれでまったく別の楽しみが出てくるじゃないの。シャキシャキ刺激的な冷たさか、つるりとみずみずしい清涼感か。白玉ぜんざいで頭がいっぱいのお客さんにその選択を迫るなんて、ああ、なんとむごいことを。おそるべし湖月堂。

 

その後、事務所の近くのスーパーで8分の1にカットされたすいかを買う。長野産で糖度は11%だった。

 

すいかは、この前別の打ち合わせですでに持ち込み済みだ。そのときも3人で、わたし以外は男性だったのでざくっと3等分して、大きめの平皿にそのままのせた。今回は男性1、女性1。事務所には適当な大きさの皿がない。取り分け用の小皿で食べにくくないように、8等分にカットしてスプーンも添える。打ち合わせの30分前に準備が整ったので、大皿に入れてラップをかけて、冷蔵庫で冷やしておく。水出しの抹茶入り緑茶もスタンバイオーケー。白玉ぜんざいも、今か今かと冷蔵庫で身を潜めている。

 

まずはすいかがないと始まらない。なにせ、朝からずっとすいかが食べたかったのだ。早めに到着した1人目の来客を出迎えるやいなや、わたしは話半分で冷蔵庫のほうへと向かう。

 

紙袋やパッケージ、ロゴ、フォント、どれもクラシックでかわいい

 

セットでついてる白みつをかけて、ぜんざいと下にある寒天をまぜて食べる

 

 

※記事の内容は取材時点のものです。

安永真由

ライター/ディレクター

大衆酒場から高級ガストロノミーまでLOVE。辛いものを食べるときは汗だくになります。

 

■店舗情報

店名 湖月堂 福岡三越店
ジャンル 和菓子
TEL 092-761-3050
住所 福岡県福岡市中央区天神2-1-1 福岡三越地下2階
交通手段 西鉄福岡(天神)駅直結、地下鉄天神駅から徒歩5分
営業時間 10:00~20:00
定休日 施設に準ずる

関連記事
Related article