
福岡マイクロツーリズム in 生の松原 ~海岸森林公園と元寇防塁、そして日田焼きそば~ 想夫恋 生の松原店(福岡市西区生の松原)
福岡市近郊の観光&グルメ情報をお届けする『福岡マイクロツーリズム』。
今回の舞台は、福岡市西区の生の松原です。

JR筑肥線 下山門駅
姪浜の隣駅、下山門で下車。

生の松原
JR筑肥線の線路に沿って伸びる「生の松原」は全長2.5km。樹齢100年を超える松が立ち並ぶ古くからの景勝地です。

生の松原海岸
松原を抜けると眼前に博多湾の絶景が広がります。
そして、生の松原海岸には、元寇防塁が現存。

生の松原元寇防塁
情報サイト「福岡市の文化財」には、このように紹介されています。
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文永11年(1274年)蒙古の襲来を受けた鎌倉幕府は、建治2年(1276年)に博多湾の海岸線に石築地(いしついじ)を築いて再度の来襲に備えることにした。これを元寇防塁(げんこうぼうるい)と呼ぶ。
長垂海岸から小戸海岸にかけての約2.5kmの間、白砂と松原の境を元寇防塁が縫うように走る。ここを生の松原地区元寇防塁と呼ぶ。昭和43年発掘調査が行われ、海への傾斜面に幅1~1.5m、残高1.8mに石を積み上げ、その後ろを粘土で補強していることが判明した。また積み上げられた石の種類が、西側は長垂海岸に見られるペグマタイト(花崗岩)、東側は小戸岬一帯の砂岩ときれいに分かれていた。史料によればこの付近の防塁構築は、姪浜が肥前国、生の松原が肥後国とあり、この石材の違いは両国の分担地区を示す可能性がある。
『蒙古襲来絵詞』に、肥後の御家人竹崎季長が防塁の前を馬上で進む場面は、この生の松原の情景である。さらに防塁の前面に玄武岩で作られた一列の石積みがあり、修理のあとと考えられている。
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生の松原海岸
ひとしきり海岸を歩いて小腹が空いたら、こちらのお店がおすすめ。

想夫恋 生の松原店
国道202号線沿いにある「想夫恋」は、全国にフランチャイズ展開する日田焼きそばの有名店。

想夫恋 生の松原店
とりいそぎ、散歩で乾いた喉を潤します。

想夫恋 生の松原店
そして、真打ち登場。
追加したマヨネーズの存在感がハンパなく。これぞ『焼きそば界の元寇防塁』。ないしは『トッピング界のフィッシャーマンズ・スープレックス(網打ち式原爆固め)』といった様相。

想夫恋 生の松原店
麺の半分がカリカリ、半分がモチモチ、もやしのシャキシャキ、細かく散らされた豚肉の歯ごたえ、といった食感のバリエーションが楽しい一皿。さらっとしたソースにマヨネーズのコクと酸味が絶妙なアクセント。
フランチャイズ、全店制覇。いつかやってみたいです。

生の松原海岸森林公園
電車で気軽にマイナスイオン浴。ぜひお試しください。
※記事の内容は2020年11月時点のものです。
■店舗情報
店名 | 想夫恋 生の松原店 |
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ジャンル | 焼きそば |
TEL | 092-883-5033 |
住所 | 福岡県福岡市西区生の松原1-20-32 > |
交通手段 | JR筑肥線・下山門駅より徒歩6分 |
営業時間 | 11:00~21:00 |
定休日 | 火曜日 |
公式HP | http://www.sofuren.com/shop/index2.html# |
