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福岡マイクロツーリズム in 久留米 ~巨大仏、大衆酒場、都市温泉、広大庭園~ 酒蔵松竹 本店(久留米市東町)

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  2020/06/19   ※記事公開時の日付です

 

福岡市近郊の観光&グルメ情報をお届けする『福岡マイクロツーリズム』。

 

今回の舞台は、筑後エリアの中心都市・久留米です。

 

西鉄久留米駅

 

特急電車で天神から32分。西鉄久留米駅から、今回の旅をスタートします。

広大な庭園が見どころの「石橋文化センター」

 

石橋文化センター

 

まず訪れたのは、西鉄久留米駅からバスで5分の「石橋文化センター」。

 

石橋文化センター

 

昭和31年(1956年)、世界屈指のタイヤメーカー「ブリヂストン」の創業者・石橋正二郎氏から久留米市に寄贈された総合文化施設。約6万平方メートルの広大な敷地内には、美術館、図書館、ホールを有し、季節の草花に彩られた緑豊かな庭園の景観はまさに圧巻です。

 

石橋文化センター

 

季節は初夏。花菖蒲から、紫陽花、そして睡蓮へと巡りゆく季節のバトンが目に鮮やかです。

 

石橋文化センター 庭園

 

石橋文化センター 庭園

 

石橋文化センター 庭園

 

石橋文化センター 庭園

 

石橋文化センター 庭園

 

石橋文化センター 庭園

 

石橋文化センター 庭園

市街地から”美肌の湯”が沸き上がる「湯の坂 久留米温泉」

 

湯の坂 久留米温泉

 

続いて訪れたのが、「石橋文化センター」から徒歩10分の「湯の坂 久留米温泉」。

 

湯の坂 久留米温泉

 

昭和63年(1988年)創業。アルカリ性単純硫黄泉、源泉48度掛け流しの天然自噴温泉です。

 

宿泊や宴会利用も可能で、3時間以内のショートステイなら平日750円・土日祝日800円で利用できます。

 

湯の坂 久留米温泉

 

広々とした浴室内には、ジェットバスや露天風呂、ドライサウナ、水風呂を完備。

 

お湯はなめらかで、肌にぬるぬるとまとわりつく感じ。まさに“美肌の湯”です。

福岡三大大衆酒場の一つ「酒蔵松竹 本店」

 

庭園散策を楽しみ、温泉で汗を流したあとは、ゆったりとしたランチタイムを愉しみたいと思います。

 

西鉄久留米駅へ戻り、久留米シティプラザがある六ツ門方面に足を向けると、「明治通り34」という名前がついたシックな雰囲気のなアーケード街が見えてきます。

 

久留米 明治通り34

 

そのアーケード街の中でひときわ目立つ、この外観。

 

酒蔵松竹 本店

 

小倉魚町の「酒房 武蔵」、博多中洲の「酒一番」と並ぶ、福岡三大大衆酒場の一つ「酒蔵松竹 本店」です。

 

酒蔵松竹 本店 日替り定食

 

店頭ディスプレイの日替わり定食は、思わず二度見してしまうほどの、内容の濃さとコスパの良さ。

 

酒蔵松竹 本店 サッポロ黒ラベル生

 

とりあえず地下に降りて、広大なフロアの一角に腰を落ち着け、生ビール(税抜390円)を注文します。

 

酒蔵松竹 本店 名物・鶏の素揚げ

 

そして名物・鶏の素揚げ(税抜380円)をオーダー。添えられたレモンと塩をかけ回して、豪快にかぶりつきます。

 

パリッと揚がった皮の感触、ジュワッとあふれる肉汁・・・引きちぎった肉の塊を口いっぱいに頬張る満足感にしばし浸ります。

 

酒蔵松竹 本店 名物・鶏の素揚げ

 

そして食事。和洋折衷の日替わり定食にも惹かれましたが・・・この日はちょっと贅沢に幕の内弁当(税込900円)を注文。

 

酒蔵松竹 本店 幕の内弁当

 

想像を絶するボリューム。”おかず” ではなく “肴” と呼びたい・・・

 

そういった思いがこみ上げ、傍らにあったメニューを手に取ります。

 

酒蔵松竹 本店 日本酒メニュー その1

 

酒蔵松竹 本店 日本酒メニュー

酒蔵松竹 本店 日本酒メニュー その2

 

全国各地の名酒の中から選抜したのは、久留米市北野町・山口酒造場「庭のうぐいす」の純米吟醸(税抜390円)。

 

酒蔵松竹 本店 「庭のうぐいす」純米吟醸

 

フルーティーな香り、スッキリとした口当たり、米の旨味と甘みがほのかに口の中に広がる、筑後の銘酒の代表格です。

 

酒蔵松竹 本店 ランチアフターコーヒー

 

ランチタイムには定食にコーヒーのサービスが付き、その徹底したお値打ち感は松竹ファンのハートをつかんで離しません。

これぞ “バスターミナル” の本領「西鉄久留米バスセンター」

 

西鉄久留米バスセンター

 

「酒蔵松竹 本店」から5分ほど歩いて「西鉄久留米バスセンター」に戻ってきました。

 

天井から下がった、路線バスの行先看板たち。

 

「田主丸」「吉井」「八女」「今村天主堂」「羽犬塚」「筑後船小屋」そして「鳥栖」「佐賀」

 

その場にしばしたたずみ、”全ての道は久留米に通ず” という格言そのままに、旅への空想がどこまでも広がる光景を堪能します。

国内最大級の巨大仏がそびえ立つ「成田山 久留米分院」

 

巨大な観音像と巨大な仏塔

 

西鉄久留米バスセンターから八女行きのバスに乗り込み15分。窓の外に巨大な観音像と巨大な仏塔が現れます。

 

成田山 久留米分院

 

「上津」というバス停で降りて、5分ほど歩くと総大理石の階段と特徴的な山門が。

 

成田山 久留米分院

 

階段を上りきると、本堂の脇にそびえ立つ「平和大仏塔極楽殿」(高さ38m)と「救世慈母大観音」(高さ62m)。清涼飲料水の自販機がまるでおもちゃのように見えてきます。

 

拝観料(500円)を納めて、いざ「救世慈母大観音」の内部へ。

 

救世慈母大観音 内部

 

救世慈母大観音 内部

 

救世慈母大観音 内部からの展望

 

汗びっしょりになりながら15分ほど上り進み、最上階へ。

 

ここが、巨大観音像のどの位置にあたるのかはさっぱりわかりませんが、小窓からは久留米市内が一望です。

 

救世慈母大観音

 

思わずリピーターになってしまう久留米の魅力。ぜひ味わってみてください。

 

 

※記事の内容は2020年6月時点のものです。

 

西山健太郎

ライター

ウイスキートーク福岡、アートフェアアジア福岡といったイベントの広報を担当するほか、独自の切り口で福岡の飲食文化・芸術文化に関する情報発信を行っている。

 

■店舗情報

店名 酒蔵松竹 本店
ジャンル 居酒屋
TEL 0942-39-2370
住所 福岡県久留米市東町34-32
交通手段 西鉄電車天神大牟田線 西鉄久留米駅より徒歩4分
営業時間 月~土 11:00~23:00 日 11:00~22:00
定休日 1月1日、12月31日/その他不定休日あり
公式HP https://r.gnavi.co.jp/62e93y480000/

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