
福岡の有名ベーカリー「パンストック」のパンが届く“通パン”に当選した! パンストック
ステイホーム中の約2カ月で体重が3kg増えました(@大阪)。
でも後悔はしていない。なぜなら、福岡のお取り寄せをたっぷり楽しんだのだから!
自分の胃袋のポテンシャルの高さに改めて驚くとともに、私のステイホーム期間とワガママな胃袋を支えてくれた福岡グルメには感謝してもしたりません。
今回はそのうちのひとつ、パンストックの「通パン」を紹介します。
「通パン」って?
パンストック箱崎本店が2月末から始めたパンの通販。
Instagram(@pain_stock)で前日または当日にゲリラ的に告知されます。時間になると表示される秘密のメールアドレス宛にメールで応募した人の中から抽選で100~150名が選ばれ、パンストックセレクトのパンが届くという仕組みです(以前は先着順で10~20名だったようですが、あまりの人気に枠を増やし、抽選方式に変えたようです)。
いつもゲリラ告知を見逃してしまっていたのですが、どうしても食べたくて血眼でチェックすること数日……。
み つ け た 。

待ちに待った!
通パンは「通常便」のほかにパンストックの看板商品(もはや博多の名物)めんたいフランスに使われるめんたいペーストが入った「めんたい便」、そして「菓子パン便」があります。私が狙っていたのはまさにこの「めんたい便」!
応募期間は20時~20時10分!
当選者数は150名!
こりゃあなんとしてでも手に入れたい。スマホにアラームをセットして、メールの文面もあからじめ下書き保存し、20時になると同時に送信(先着順じゃないのに…)。無事に当選メールがきたときは思わず「やった!!」と一人で声に出してしまいました。
どのくらいの応募者の中から選ばれたかはわかりませんが、Instagramのフォロワーが約2万人というところから考えると、結構な倍率なのではないかと予想しています……。
ようこそ大阪へ!
料金は3500円+クール便の送料(地域による)で、私の場合は5194円でした。
「パンに3500円!?」と思う人もいるかもしれませんが、パンストックのInstagramによるとパンは店頭販売価格と同価格で、税込み2800~2900円相当。そこに包材代や梱包費用、また、通常販売していないめんたいペースト代を含んだ料金と考えると……
こんなお手頃でいいんですか!と、叫びたくなります。
じゃーん!!

あけた瞬間のうれしさったら!

メッセージ付き。
どれがどのパンかはこれを見ながらチェック。

細やかな気配りに胸があたたかくなります。
~届いたその日に少しだけ食べてみた~

アールグレイとホワイトチョコ
アールグレイの茶葉をたっぷり含んでいて、封を開けた瞬間からたちこめる気高い香りにうっとり。コーヒーにめちゃくちゃあうのでおすすめです。

クランベリー・プルーン・カレンツのルヴァン
ベリーがぎっしり詰まっていて、おやつ感覚で楽しめます。

カカオ ド ショコラ
カカオ生地にチョコがごろごろ。もっちりした食感が癖になります。

ハニートースト
このキノコのようなちょこんとしたフォルムがパンストックならでは。ひと口で食べちゃいましたね。
そしていよいよ本命の登場!
パンストックの「めんたいフランス」といえば全国テレビでも何度も取り上げられ、ファンが多いことでも有名です。なんと、1日に600本売れるとか! そんな「めんたいフランス」が、自宅で再現できるのが「めんたい便」のすばらしさ。
さてさて、とりだしたるはこちらの「19世紀バゲット」。

スタイリッシュ!
そして、パンストックオリジナルの「めんたいペースト」。

思っていた以上に硬めのテクスチャでした。
パンストックの本店に並んでいるめんたいフランスに少しでも近づけるべく、写真を観察。
●ペーストが全体にいきわたるように(多分)切れ込みを斜めに入れている
●表面にもペーストをたっぷり塗っている
以上2つの特徴を見つけてさっそくまねっこ……

どうだ!

いい感じなのでは!?
塗ったあとでオーブンに入れ、さらにまた少し焼き上げることでペーストをじゅわんと生地にしみこませてみました。
これこれ、この味!!!!!!!!!
最後のひと口がこんなに名残惜しいなんて……。
ちょっと泣きそうになりながら無我夢中で食べました。
ちなみにお店の方からも「本物っぽく見えます」とコメントをいただきました。うれしい。

メンションをとばすと反応がもらえるのもSNSの良さですね。
通パンの詳細はパンストックのInstagram(@pain_stock)をチェック!
※天神店はオンラインサイトで販売しているようです
そうそう「めんたいフランス」って、なんでそんなに人気なの!?なんで博多の名物なの!?という方は、ぜひ「福岡グルメトリビア~ン」をチェックしてください。
めんたいフランスの火付け役といわれる「国産小麦パン工房 フルフル」のお話が載っています。
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【目 次】ほんの一部です。
■「チョコレートショップ」にできた行列はカレーが目当てだった
■月間2万食のメガヒット「ふとっぱら」のラーソーメンは屋台客の一言から生まれた
■食べても減らない「牧のうどん」〝麺が増える〟のは錯覚なのか
■「一風堂」の創業者が最初に始めた店はレストランバーだった
■博多焼鳥、食べ放題の酢だれキャベツはどこから始まった?
■今や博多名物〝ぐるぐるとり皮〟を生み出した店はどこ?
■「マリアクラブ」で親不孝通りをジャック冬野観光の真実
■サラダも刺身もない! 福岡の屋台の常識
■南区で40年以上愛され続けた伝説の「100円ラーメン」
■バリカタ、ベタナマ、粉おとし……男たちはなぜ「ガンナガ」に足を運ぶのか
……etc.
【編集 弓削聞平】
フリーエディター弓削聞平の個人事務所。当時「シティ情報ふくおか」を発行していたプランニング秀巧社を経て、2001年より福岡とグルメをテーマにフリーエディターとして活動。「epi」「ソワニエ」の元編集長。個人事務所「聞平堂」では「ぐる〜り糸島」「福岡 甘党図鑑」「2000円以下のご褒美ランチ」「福岡 路地に隠れたうまい店」等を出版。
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