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「#TOGO タチアライ」で大刀洗町を救え!

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  2020/04/17   ※記事公開時の日付です

大刀洗ってどこ?

福岡県南部。
約1.5万人が暮らす大刀洗町。

 

同じ福岡とはいえ、実はよく知らない。私にとって大刀洗町は、その程度の認識でした(すみません)。でも、今日はそんな小さな「大刀洗町」を紹介します。なぜなら

 

「助けて! 町の飲食店、業者さんが、休業や廃業に追い込まれています!!」

 

という声を聞いたからです。

 

今までたくさんの飲食店に胃袋を救ってきてもらった身としてこの声を聞き逃すわけにいかない!

#TOGO タチアライ

連絡をくださったのは、今年1月に大刀洗町地域おこし協力隊(地域ブランドデザイナー)として着任したアートディレクターの中津歩弓さん。

 

コロナの影響で予定していたイベントや企画を動かすことが困難になり、今、クリエイターとして何ができるのか?と模索していく中で「飲食店や業者の方々を救済したい!」と思って立ち上げたのが「#TOGO タチアライ」プロジェクトです。

 

Facebookアカウントを使って、大刀洗町でお持ち帰りができるお店を随時紹介しています。

 

現在は19店舗が参加しているようです。

 

ちなみにお持ち帰りができる店舗マップはスマホからもチェックできるそう。

 

「町を見渡してみると元気なお年寄りが輝く飲食店や業者さんがとても大きな影響を受けていて……これは何とかできないか! と思って、お店の人のメッセージを伝えるポスターも作りました」と、中津さん。

 

大刀洗町を見守り続けること35年「百助寿し」の高菜巻き。中には山芋と納豆、ネギがたっぷり。

 

名物は、土鍋にたっぷりのフルーツが詰まった鍋焼きプリンの「ふなき製菓」。

 

バリエーションに富んだ串メニューが楽しめる「居酒屋 中祥~なかよし~」。

 

ピザやパスタのほか、お弁当などさまざまな洋食が味わえる「キッチン ヴェロン」。

 

和食、洋食、スイーツ、なんでもござれです。

なんだか、このポスターからすでにお店の方々のお人柄が見えてくるようですね。

 

最近では、町の産業課と連携して毎週金曜に町職員の弁当を町内のお店に注文する「たちあランチデリバリー作戦」を始めたとのこと。役場の方も総出で、地域のお店を救おうとしているのですね。

 

さらに、4月30日(金)にはお持ち帰りを促進するオンライン飲み会「#KANPAI タチアライ」をZoomで企画しているそうです。

詳しくはコチラから。

 

 

コロナが私たちに与えた影響はそれはもうとんでもないものですが、可能性をどんどん探る機会にもなっているのかもしれません。

 

 

がんばれ大刀洗!!

内川美彩

ライター

あるときはライター、あるときは主婦、あるときはママ……その実態は大盛りハンター。唐揚げと白米に目がない。口癖は「痩せたい」。

 

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