
【9日まで】岩田屋本店「イタリア展」で落合シェフのメニューが登場! 福岡の「幻の食材」を使ったスパゲッティも 岩田屋本店(中央区天神)
人気の催事「イタリア展」へ
岩田屋の7階で開催中の「イタリア展」。イタリア料理の巨匠・落合務シェフが営む名店「ラ・ベットラ・ダ・オチアイ」(東京・銀座)と雑誌「料理王国」、福岡県産の農産物がコラボした会場限定メニューが味わえると聞いて行ってきました。

すべて欲しくなる魔の物販スペース
コラボメニューは「からすみとズワイガニ秋月川茸(かわたけ)のスパゲッティ」と「はかた地どりと大木町きのこのラグーソース」(ともに1,728円)、「岩田屋三越ファーム産 八女茶さえみどりのティラミス」(540円)の3種類。ほか、「ラ・ベットラ・ダ・オチアイ」の人気メニュー「新鮮なウニのスパゲッティ 会場限定ウニ増量」(1,728円)と「マスカルポーネムース添えトマトソーススパゲッティ」(1,512円)も提供されています。

会場にあるチラシでメニューをチェック
せっかくならと思って、福岡コラボメニューの「からすみとズワイガニ秋月川茸(かわたけ)のスパゲッティ」を。ん、「川茸」ってなんだ?
朝倉の黄金川でしかとれない「川茸」
調べてみると、なんと福岡県朝倉市の黄金川にしか自生していないとのこと。秋月藩から幕府への献上品として重宝されてきたようでした。以前は熊本や久留米の川にも自生していたが、今では黄金川でしか採れない「幻の食材」なのだそうです。その収穫量も年々減り、今では全盛期の約10分の1になっているようでした。
そんな希少な食材を使った落合シェフのパスタ。しかも、からすみとズワイガニという魅力的な海の幸と「川茸」のコラボレーション。これだけでもかなり期待感が高まります。

1日限定50食です
催事場の中に設けられたイートインスペースに入り、待つこと5分ちょっと。目当てのスパゲッティが運ばれてきました。
海と川の恵み

シンプルなオイルソース
贅沢に使われたからすみとズワイガニ。あおさのような色をした緑色の食材が「川茸」です。新鮮で清々しい磯の香りとコク。ひょろひょろとウェーブ状になっている川茸が、麺にまんべんなく絡みます。ああ、これは今まで食べたことがなかった。海苔より香りがフレッシュで強く、食べれば食べるほど濃厚な味がにじみ出てくるこの感じ! オイルソースとの相性もばっちりです。
塩気が控えられている分、食材の味が一つひとつ際立ってきます。からすみの塩気と川茸のコクで、十分に楽しめるのです。それらをまとめるのが、やさしくまろやかなズワイガニの旨み。フォークを持つ手が止まらないまま、あっという間にソースまで完食でした。
※記事の内容は取材時点のものです。
■店舗情報

店名 | 岩田屋本店 本館7階「イタリア展」 |
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ジャンル | 催事 |
TEL | 092-721-1111 |
住所 | 福岡県福岡市中央区天神2-5-35 岩田屋本店 本館7階 大催事場 |
交通手段 | 地下鉄天神駅より徒歩約5分、西鉄福岡(天神)駅より徒歩約3分 |
営業時間 | 催事は9月4日(水)~9日(月)、10:00~20:00(最終日は17:00まで) |
定休日 | 年末年始(催事期間中はなし) |
