旅行や日々のグルメ探訪に!ライターが自腹で本気レビューする福岡のレストラン情報

50年間継ぎ足しされているつけだれは、夏バテ気味のこの時期にぴったり 恵美うどん(中央区六本松)

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  2019/09/07   ※記事公開時の日付です

気になって行きたくて
いつ行こうか迷っていたらもう半年も経ってしまった「恵美うどん」。

 

1969年(昭和44年)に創業した福岡の老舗のうどん屋さんのひとつだ。

以前は薬院にあった店舗が2019年3月、50周年を機に六本松へと移転&リニューアルオープンしていた。

 

恥ずかしながら、移転前の店舗には行ったことがなかったものの
みんなの言う「とりおろしうどん」が気になっていた。

 

どことなく謙虚なメッセージ

訪れたのは19時過ぎ。本当は今日もまた店の前を通りすぎる予定だった。
立て看板に目が止まる。こんな腰の低い言葉を見たらなんだか今日しかないような気がしたのだ。

おしゃれ看板は映えスポット

「今日だ、やっとこの日がきた」
念願の想いで足を踏み入れた。

初めまして、とりおろしうどん

店内には小上がりの座敷とカウンターのようなテーブル席。
コンクリート打ちっぱなしの壁と明るい木目が調和したモダンな店内だ。

 

子どもが遊べるおもちゃも置かれていた

 

店主の方が音楽関係との繋がりが深いことから、店内にはギターやドラムが飾られている

 

さて、注文は決まっているがメニューを見てみる。

 

定食や丼ものなどもそろう

リーズナブルでひとり飲みでも楽しめそう

「とりおろしうどん」をはじめ、「よりどりうどん」、「天ぷらうどん」、「梅干しうどん」など気になるうどんが18種。

夕方からはうどん居酒屋としても利用できるよう、おつまみも置いてあるようだった。

 

注文の復唱!!

しかし今日は迷わず「とりおろしうどん」(850円)の(冷)。
今か今かと厨房を見つめ待ちわびた。

 

すだちがおしゃれ

きたきた、これこれ。

細く平たい麺は毎日手打ちするオリジナルの麺。

(冷)にしたので、キュッと引き締まっていて、ツヤッツヤに輝いていた。

これを箸で上手に持ち上げて、つけだれに入れる。

 

半透明のツルモチ麺!

つけだれは、鶏肉を漬け込み大根おろしを炊き合わせたところにネギやゴマ、ショウガなどの薬味を加えた甘辛だれで温かい。これを50年間継ぎ足しで作っていると言うから驚きである。

鶏肉がゴロゴロ

この秋、行きつけになりそうな予感

「とりおろしうどん」は、ざるでもなく、かけでもなかった。
麺の量が多いかと思ったが、細麺なので夏バテ気味のお腹にも優しい。

 

真夏を過ぎてやっと秋めいてきたこの時期にぴったりだ。

 

新本菜月

ライター

福岡に越してきて2年目。「食後には甘いものを」をモットーに新たな甘味を求め、今日も生きる。夢は巨大プリンの中で泳ぐこと。すいすい。ぱくぱく。

■店舗情報

店名 恵美うどん
ジャンル うどん
TEL 092-753-8018
住所 福岡市中央区六本松4-3-2
交通手段 地下鉄七隈線「六本松」駅および西鉄バス「六本松」バス停から徒歩5分
営業時間 11:00~15:00(LO14:30) 17:00~21:00(LO20:30)
※麺なくなってしまった場合、いったん終了致します。
定休日 月曜

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