
【夏の終わりの恋物語】完熟フルーツを使うパフェ専門店で、一杯2000円のパフェを食べてきました。 PRINCE of the FRUIT(中央区薬院)
ああ、王子さま
あなたの名前を何度も聞きました。
あなたの噂を何度も聞きました。
いつか、いつかお目にかかりたい。
そう願い続けて、やっと
お会いすることができました。

いつだって凜としている
全国各地のブランド果実を使ったパフェ専門店
「PRINCE of the FRUIT(プリンスオブフルーツ)」
一杯2000~5000円という価格を聞いて
私にとっては高嶺の花だ、と
遠巻きに見ていることしかできませんでした。
でも、見ているだけの恋はもう終わり。
夏の終わりとともに
この片思いも終わらせることにしました。
どうしよう。ますます惹かれてしまう
一筋縄ではいかない相手。
そんなことは最初から分かっていました。
扉を開けてまず目に入ったのは

大量な「桃」の箱!
そして、カウンターには

大量な「マンゴー」の箱!
上質な果実をそろえ
そして、その果実を「目の届く場所」に置いて
こんなにも大切に扱っている。
パフェの主役になる果実を
繊細に扱っているところに
ますます惚れ込んでしまう。
ああ、でもこれ以上好きになっちゃだめ。
だって彼はこんなにも
みんなに愛されているんです。

お昼過ぎには入り口に待つお客さんが並んでいました
ドキドキさせるのが上手なんだから
その時期の旬のフルーツを使った
創作パフェを提供しているこのお店。
言い換えれば
「その時期にしか食べられない」のです。
ひとつのテーブルで3~4種を
食べている人も見かけました。
負けじと私も3種をオーダー。
その後、テーブルになにやら丸いお皿が届けられました。

純白=ウェディングドレス。えっ、これって遠回しなプロポーズ?
これは・・・・・・!
ただ真っ白な丸いお皿なのに
そこにはまだ何もないのに
なぜだか、ドキドキしてしまう。
これって何!?
これが恋?
もう何がなんだか分からなくなってきました。
呆然とした私の元に
運ばれてきたのは
「輝々桃(きらきら)」の桃パフェ

果肉がツヤツヤと光っています
「輝々桃」は長野県のブランド桃。
光センサーでチェックし
糖度13.5度以上の基準を
クリアしたものだけが選ばれています。
その大玉を丸ごと一個使い
ヨーグルトのアイス
紅茶のアイスと合わせたのがこの一品です。
そして二つ目が
「蓬莱柿(ほうらいし)」のイチジクパフェ

写真を見て想像した口溶けの100倍やわらかいです!
「蓬莱柿」は寛永の時代に
ポルトガルから持ち込まれたという
古い歴史のある品種。
口に入れた瞬間とろけるほど、よく熟した果肉に
濃厚なチーズのアイスがよく合います。
スプーンで掘り下げていくと
下にはレモン味のシャーベットが
うすーく重ねてあり
その下には紅茶のムースが。
飽きさせない工夫なのね。
憎いやつめ!
三つ目は
山梨のブドウ「コトピー」のパフェ

フォークで刺さずに「つまんで食べて♪」だって。もう!
「コトピー」とは
「甲斐乙女」と「シャインマスカット」を両親に持つ
平成23年生まれのブドウで
山梨の「志村葡萄研究所」で交配されました。
そのフレッシュな味わいが
マスカルポーネのアイスと見事にマッチ。
さて、ここからはサービスショットです
まずはスリーショット

みんな、ナイスバディだよ!
上目づかいチョーダイ!

いいねいいね、もっと見上げて!
最後はアップで!

ああ、もう連れて帰りたい
っふう。
撮影会で興奮し過ぎると
アイスが溶けてしまうので
撮影時間は1分以内と決めるのがおすすめです。
さて、3つのパフェの合計額は
1)「輝々桃」の桃パフェ・・・・・・2100円
2)「蓬莱柿」のイチジクパフェ・・・・・・2000円
3)「コトピー」のブドウパフェ・・・・・・1900円
6000円でした。
日曜昼の12~13時。
一時間で6000円の出費。
高い?贅沢?
いいえ、6000円で手に入るこの幸せ
他の何ものにも代えがたい。
決めました。
わたし、やっぱり彼のことを諦めません!
※記事内のパフェは8月のラインナップです。
9月以降はまた違ったフルーツが登場しているので
詳細は「PRINCE of the FRUIT」のブログへ。
■店舗情報

店名 | PRINCE of the FRUIT |
---|---|
ジャンル | パフェ |
TEL | 092-753-9600 |
住所 | 福岡市中央区薬院4-18-17 |
交通手段 | 地下鉄薬院大通駅から徒歩5分 |
営業時間 | 10:00〜18:00、土日は8:00~ |
定休日 | 火曜 |
