
六本松「しのぶめし」の定食ランチ!栄養満点、優しい味に「ほっ」。 しのぶめし(中央区六本松)
ほっとしたい
外食ばかりで食が荒れていたりすると、ほしくなるのはなんだか「ほっ」とするような優しい味の定食です。
しっかり一汁三菜で、野菜がいっぱい使われていたらなお嬉しくなります。
六本松の「しのぶめし」は、そんなわがままを叶えてくれるお店です。
去年11月にオープン。SNSで広まり、平日も行列ができるまでになりました。
六本松駅を出て、TUTAYAとは反対側、北に歩いていきます。
このあたりは同じような道が入り組み、地図を見ながらでも迷ってしまいました。
そうしているうちに到着。
コンクリートに木の扉、という異質な組み合わせが絶妙に良い。さらに白いのれんが目印です。

右の石柱に小さく可愛らしく書かれた「しのぶめし」の文字を見つけてみてください。
席は10席ほど。わたしの席からはキッチンが見えます。中からしのぶめしオーナーのしのぶさんがひょっこり。

レモンやだいだいのシロップ漬けはジュースでも出しています。
メニューは日替わりで1品のみ。
基本は定食メニューですが、今は日曜日と火曜日だけカレーを出しています。
今日は定食の日。

メニューは当日になってからのお楽しみ。
今日の献立は
・鶏団子と高野豆腐の煮物
・クレソンの白和え
・人参のレモンサラダ
・蕗ごはん
・自家製味噌のお味噌汁
どれも薄味なのですが、物足りなさは全く感じません。
きっと丁寧に取られただしと、それぞれの素材の味がしっかりと感じられるからでしょう。
今までのメニューには、
バリバリ春巻き(豚肉、山芋、春菊、大葉、チーズ入り)
タルタルの乗った海老カツ
などがあります。それも、当日にならないとわからないのでワクワクします。
なんだかホッとするような安心する味ですね、と伝えると
「そう言われるんですけど、変わったことやこだわっていることは何もないんですよ」と、おっとりした口調で話します。
しのぶさんは飲食店の経験はなく、料理好きが高じてお店をオープンしたそうで、自らが食べて育った母の味をイメージして作られているとのこと。
献立はできるだけ旬のものを使いながらも「気分次第」というなんとも自由な営業ですが、そこがまた魅力的だったりします。
使われているお米や野菜の一部には、しのぶさんの父が趣味で育てているものを使っているので、これも安心材料の一つです。
「全部、いたって普通なんですよ」と言いますが、そのシンプルさが大勢の心をがっつり掴んでいるのだなぁ、と。
曜日限定で提供しているカレーは、南インドのチキンカレーです。
トマトや玉ねぎ、にんにく、生姜などがどろっと溶けています。あぁ、聞いているだけでたまりません。
月・水・土は定食の日。
日・火はカレーの日。
営業日など詳しくはインスタをチェックです。
■店舗情報

店名 | しのぶめし |
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ジャンル | 定食、カレー |
TEL | なし |
住所 | 福岡市中央区六本松1-7-36 |
交通手段 | 地下鉄六本松駅より徒歩3分 |
営業時間 | 11:30〜なくなり次第終了 |
定休日 | 木・金 |
