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一度味わったらもう抜け出せない! 「日乃光」のむっちりボディ パンや 日乃光(南区向野)

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  2019/02/22   ※記事公開時の日付です


 

 

 

 

2018年2月にオープンした「パンや 日乃光」。

 

大橋駅から徒歩約10分の場所にたたずむこぢんまりとしたベーカリーには、朝からお客が次々に訪れています。

修業はあくまで「経歴」である。

オープンしたばかりの頃、明太フランス(大¥280、小¥210)を見たときに「このスタイリッシュな形はもしやパンストックの出身かしら」と思って尋ねてみたのですが、オーナー・永松晃さんは「ドンク」や「パンネスト」など様々なベーカリーで約20年、修業をされたそうです。

<>←この形が特徴的です。

 

しかし「●●で修業をしていたこと」は、つくる側にとってはひとつの過程にしか過ぎないのだろうと思います。大切なのは今。永松さんがつくるパンを食べて、つい「どこで修業をされていたんですか」と聞いてしまいがちな自分を恥じました。「日乃光」にしかない個性があったからです。

私、むっちりの虜です。

こちらが人気ナンバーワンの「塩バターロール」。

¥120

 

 

うすーーい膜がはっているような外側。

 

噛むとサックリとした歯切れの良さ。でも次の瞬間、正反対の「むちっ」とした食感が顔を出します。そしてバターがじゅわわんと口の中でとろける。「い、今のもう1回!」と思ってまたひと口。サクッ、むちっ。「もう1回!」サクッ、むちっ。「も、ももう1回!」サクッむちっ。……と、ずぶずぶと「むっちりボディ」の沼にはまっていくのです。

 

さらに「むっちりボディ」を楽しむならこちらも。

カソナード(¥150)

 

カソナードとは精製せずに作られた砂糖。

通常の砂糖よりミネラルがたっぷり含まれているそうです。

 

表面はカソナードでこんがりとブリュレされているのでカリカリ。

 

しかし次の瞬間……

見よ、このむっちりボディ!

 

カリカリ、パリパリかと思わせておいてからの、むっちり。「私、脱ぐとすごいんです系」です。ああ、またむっちり沼にずぶずぶずぶ……。

ジューシーフランク(¥240)は、フランスパン生地にウインナーがドン。フランスパンの生地も「むっちり」です。

 

 

先日行ったら、新商品「きなこもち」(¥150)が登場していました。

きなこがたっぷりまぶされている。油断すると服がすごいことになります。

 

お決まりの「むっちりボディ」の中に、求肥と粒あんがたっぷり入っているとのことですが……

いや、ほぼ餅やん!!!

 

主役はパン生地ではなく、もはや求肥と粒あん。

それくらい外側のパン生地がうっすーーーーいのです。その名の通り「きなこもち」。

 

きれいな指してたんだね…知らなかったよ的な、ギャップにすっかり虜です。

 

価格帯がほぼ100円~200円代というのもうれしい。何でも、小学生が小銭を握りしめてパンを買いに来ることもあるそうです。

 

ああ、そんな若いうちから「むっちりボディ」の沼にはまってしまっているとは……。

イートインスペースもあります。

 

そういえば店名の「日乃光」。
 

日本食を目指しているという意味かな…と思ったらば、オーナーさんの名前「晃」からとっているそうです。

 

内川美彩

ライター

あるときはライター、あるときは主婦、あるときはママ……その実態は大盛りハンター。唐揚げと白米に目がない。口癖は「痩せたい」。

 

■店舗情報

店名 パンや 日乃光
ジャンル パン
TEL 092-287-5675
住所 福岡市南区向野1-5-25
交通手段 西鉄「大橋駅」から徒歩約10分
営業時間 9:00~18:00
定休日 月曜

 

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