旅行や日々のグルメ探訪に!ライターが自腹で本気レビューする福岡のレストラン情報

もう「芋臭い」なんて言わせない!手土産美人になれる「蜜家」のおしゃれ焼き芋 焼き芋研究所 蜜家(中央区大名)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

  2019/01/16   ※記事公開時の日付です


 

 

スーパーの一角に焼き芋コーナーができると冬の訪れを実感する今日この頃。

 

最近は焼き芋屋さんのトラックを見かけることがめっきりなくなった気がします。あのレトロな感じがよかったのに、どこへやら。

 

と思っていたらば、大名におしゃれな焼き芋屋さんができていました。

 

おしゃれと焼き芋って、どうも結びつかない

 

「芋っぽい」とか「芋臭い」なんて使われるくらい、芋とおしゃれは結びつかないはずだぞ――!?

君はまだ本物のサツマイモを知らないだけだ

行列ができています。

 

 

常連っぽい人もいましたが、サツマイモに惹かれてふらりとやってきた女性のほうが多いようでした。

 

陳列するサツマイモたち。

 

 

上が「紅天使」、下が「紅あずま」。どちらも100g160円(1本300~500円)です。

 

しっとりが好きなら「紅天使」、ホクホクが好きなら「紅あずま」がおすすめとのことでとりあえず両方買ってみます。

 

「大きめ、小さめ、選んでいいですよ」と言われるのでじっくり観察……。

 

「右から三番目の、ちょっとふっくらしている子をおねがいします」

 

なんて言うと「あれ私なにを買いに来たんだっけ」と一瞬戸惑う。

 

ふと横を見ると冷蔵庫にもサツマイモが!

 

ひんやりしています。

 

 

なんとこちらは「冷やし焼き芋」だそうです。えっ焼き芋って「アチチ!」と言いながら食べるのがいいんじゃないのかと思ったのですが、どうやら冷やしは冷やしで絶品とのこと。さらに蜜が出るまで3日~1週間ほど冷蔵庫で寝かせる食べ方がおすすめなのだそうです……ああ、これを書きながら「なんで冷やし焼き芋を買わなかったんだ」と責めている自分がいます。

 

ちなみに店長さんいわく「サツマイモの収穫時期は夏の終わりから冬頃で、貯蔵したものが一番おいしく食べられる時期は春から夏にかけてなんですよ」とのこと。もちろん季節によって温度や焼き時間を変えているので年中ベストな焼き芋が食べられるのですが、収穫後にじっくり寝かせて糖度がのっているのは春から夏にかけてなのだそうです。

 

ここでは年中食べられるからいいですね。

もはや「スイーツ」の域!

かつてこんなおしゃれな装いの焼き芋があっただろうか。

 

アルミホイルでもなく、茶色いガサガサした紙でもなく、英字が印刷されたおしゃれな紙に包まれています。手土産にもぴったりですね。

 

しかし、どこからどう見てもサツマイモはサツマイモだし、二つにわるとあの、あま~い香ばし~い「芋」のにおい。

 

ちなみにこちらは紅天使です。

 

しっとり、ねっとりとしています。

 

スプーンですくったほうがいいかも、というほどクリーミー。

 

皮から蜜が染み出てきますので注意が必要です。ああ、これはバターやバニラアイスと食べると最強にたまらないはずだ……(しばし妄想)。

 

こちらは紅あずま。

 

しっとりというよりは「ほっくり」。

 

「甘いですよ」と言わんばかりの黄金色の果肉。

 

やや粉っぽいというか、紅天使と比べると水分量が少な目のように感じます。「食べているぞ」感があるのは紅あずまかも。

 

ああ、これを誰かに渡して「えっサツマイモ!?」と意表をつきたいのに、手土産をもっていく予定がありません。

 

いつでもお声がけください。おしゃれなの、持っていきます!

 

かき氷も気になります……!

内川美彩

ライター

あるときはライター、あるときは主婦、あるときはママ……その実態は大盛りハンター。唐揚げと白米に目がない。口癖は「痩せたい」。

 

■店舗情報

店名 焼き芋研究所 蜜家
ジャンル 焼き芋、手土産
TEL 080-3961-0823
住所 福岡市中央区大名2-4-38 チサンマンション天神3
交通手段 地下鉄赤坂駅から徒歩すぐ
営業時間 10:00~19:00
定休日 不定

関連記事
Related article