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【新企画】福岡センベロツアー 焼き鳥「豚バラ」編 福岡市中央区 大名 今泉 警固 渡辺通 薬院 

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  2018/11/10   ※記事公開時の日付です

オジサンの生態

 

 

どもども、昨晩は久しぶりにムラムラした、くりしんです。

 

給料日なので今晩は蛮行を――。

 

昼過ぎからそう思い立ち、複数のオネーチャンや人妻たちにLINEを。

 

でもね、週末にもかかわらず、ことごとくフラれる始末。

 

ああ、オンナ遊びの神様、オイラなにか悪いことしましたかね。

 

それとも単にモテなくなったのか。

 

おとといの新月の夜を境に。

 

 

予定が立たなかったので、悔しくて悔しくて19時過ぎまでカイシャで原稿を書いたりして。

 

まあでも、状況は変わることはないわけで。

 

残業していた同僚の女子たちから1人つかまえてしまうか――がるるるるぅ。

 

でも、きっと、イヤだろうな、この娘たちはオジサンと飲むのは。

 

それなら街で声をかけたほうがいい。

 

いや正確にはどっかのバーで初対面のレディと懇ろになるほうがいい。

 

そうだ、そうしようと、エレベーターを降りたのでした。

 

一歩、外に足を踏み出したあとはまず街の様子をうかがう。

 

今日は、今晩は、世の中の人たちは「くりだす」感じなのか。

 

四方八方をチラ見しながら、目の前を過ぎゆく女子二人組を目で追いながら。

 

イヤラシイ?

 

あのね、一応、言っときますけど、世の中のオジサンの9割9分はオイラの同胞なんですよ。

 

 

 

閑話休題。

 

 

 

と、なんだか街に出てみたものの、何をすべきか定まらず、あれこれ考えながら自宅方向へ足を進める。

 

家で日米野球を観ながらグビグビぷふぁーってのも悪くはないなぁ、なんて。

 

あるでしょ、こういうこと。

 

う~む、どうすっかなぁ、って迷うオジサンの1割ぐらいは、コンビ二でロング缶発泡酒を買ってポリ袋に入れたまま歩き飲むわけです。

 

袋から出して堂々と飲めばいいんですが、できない。

 

なんだかこんな早い時間から飲んだら悪い気もするし、ビンボーくさくも思われるし、なって自意識がムクムクと発動されているんでしょうな、きっと。

 

ベテランは公園を”独り酒場”に。でもベテランでさえも”ポリ袋隠し飲み”なんですな。

 

 

 

閑話休題ふたたび。

 

 

1晩で6軒はしご酒

 

 

でね、結局ね、大名のこの店に。

 

 

『焼とり 八兵衛』のセカンドブランドショップ『BUTABARA TO THE WORLD』へ。

 

ほぼ満席で奥のカウンター席の隅に。

 

オーダーは名物のシャリシャリ生搾りレモン酎ハイ(430円)とね、豚バラの塩とタレ、味噌バラ(各130円)を1本ずつ。

 

いいですね、スタッフが若く、活気のある店は。

 

塩、タレ、味噌、酎ハイのサイクルを3回繰り返した時に、降りてきたんです。

 

 

焼き鳥の、豚バラの神が!

 

 

「今晩、お前の使命は”センベロ豚バラツアー”だぞ、くりしん」

 

 

てなわけで、2軒目に。

 

大名を後にして国体道路を越え今泉へ。

 

アップルストアとドン・キホーテのほど近く『天神信長 西通2号店』でやんす。

 

生ビール(アサヒ550円)に豚バラ(1本120円)を4本。

 

ここの豚バラは数年前に経営が変わったときから小ぶりになったのが残念。

 

でも、肉と脂のバランスは◎です。

 

ここはよく働く中国人スタッフが常時3人いるんですが、そのなかの紅一点、気が強そうな女の子にだけはかなり自由を与えられています。

 

あとオープンキッチンの壁に無造作に貼られている鳥の墨絵は謎なのねん。

 

 

さぁ、木札で開く靴箱から履き物を取り出して再び国体道路に。

 

三越・大丸・警固神社方面へ。

 

 

店前にアジア人がたむろしているドン・キホーテを過ぎる。

 

しばらく行くとカレーCoCo壱番屋があるんですが、3軒目はそのビルの奥にある『田田(でんでん)』に。

 

ここは数年前までチェーン店『焼き鳥居酒屋 夢市門』でした。

 

ここでは生ビール(サッポロ黒ラベル 550円)と豚バラ(1本180円)を4本。

 

豚バラ、少々お値段は張りますが”肉厚キューブ”タイプでたまりません。

 

なにがタマラナイかといえば、7割が脂のカタマリなんです、はい。

 

個人的には看板のないチェーン店『ちんぷんかんぷん』のBIG豚バラ(1本350円)よりも衝撃を受けた豚バラです。

 

 

「さぁ、次はどこに行こうか」

 

なーんて、口にしてみましたがすでに心は決まっていました。

 

『信長本家 今泉3号店』という選択肢もあったんですが、やっぱりそのまま渡辺通りを渡って『戦国焼鳥 家康 22号店』に来ちゃいました。

 

ドンドン、と今日も和太鼓でお出迎え。

 

なんとなんと、スタッフ全員がネパール人になっていました!

 

タマネギがはさまっているのは「冷凍物ではない証拠」と謳われている豚バラ(加藤清正)(1本80円)4本と瓶ビール中(キリンラガー480円)を。

 

こちらはいままでのなかで最も小ぶりです。

 

でもね、これぐらいのサイズでもいいのかもしれません。

 

たくさんの種類が楽しめますからね。

 

別皿で提供される特製の酢ダレは安定のクオリティ。

 

ごちそうさまです。

 

 

 

さあ、そろそろホーム球場に戻りますか。

 

今泉、警固、上人橋通りを南へ。

 

最近、この通りは出店ラッシュで”焼き鳥ストリート”になってしまいました。

 

入ったのは警固の老舗『野球鳥』ですばい。

 

ここの豚バラ(シングルヒット 1本110円)はデブには嬉しい大判サイズです。

 

だいたいいつも4本注文します。

 

口いっぱいにほおばったあとは笑顔でかみしめ、サッポロラガービール(コーチ 550円)で胃の腑に流し込む。

 

ああ、至福のひとときでございやす。

 

 

 

時刻は午後10時前。

 

さあ、さあ、さあ、次はどうする!

 

激戦区を通り抜け、薬院大通りを高宮方面に。

 

そうそう、ここに来たかったのねん。

 

繁盛店『焼き鳥 高宮 薬院店』

 

ここのウリは何と言っても安さです。

 

瓶ビール大瓶がなんと390円!!

 

大きめの豚バラも1本80円ですばい!

 

ほら、しっかりと焼かれて甘みのある脂が湧き出ているのがわかるでしょう?

 

ここも4本楽しみましたよ。

 

 

 

合計6軒、けっこう飲み食いしたな。

 

豚バラを1晩で23本か。

 

でも6千円弱しか使ってない。

 

これでいいのか45歳の欲求不満解消法。

 

ああ、予定外の蛮行のおかげで今日も我ながら見事な”ブタ腹”ですよん。

 

 

くりしん

でぶグルメライター

昭和40年代生まれの自称“でぶグルメライター”。各メディアで執筆中。飲んだら止まらない”よっぱライター”でもある

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