旅行や日々のグルメ探訪に!ライターが自腹で本気レビューする福岡のレストラン情報

ランチ限定!麦味噌と白髪ネギのみでいただく、熟成牛たんの魅力を語りたい。 肉と葡萄酒 跳牛(中央区六本松)

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  2018/10/15   ※記事公開時の日付です

残りの人生に食べる肉を牛、豚、鶏どれかしか選べないとしたらあなたはどれを選びますか。

「肉と言ったら牛でしょ。」

牛肉より鷄肉好き(鶏肉と豚肉はいい勝負)の私には、
さも万人の常識かのようなこのセリフによく疑問をもつ。
鶏だって美味しい。一度にいっぱい食べてもヘルシーだし、鶏は親子で大活躍なんだぞ。と言いたくなる。
ただ私の中でひとつ、鶏にはない食感と旨みを持った牛の「たん」には言うことがない。
衝撃的に食べたくなるあの魅力はどう語ればいいのだろう。

その答えを求めて土曜のお昼時、「肉と葡萄酒 跳牛」のランチに訪れた。
外のデッキで座って待つのがスタイルのようだ。

ランチ限定の牛たん丼

カウンターとテーブル、合わせて15席あるかないかの
こじんまりとした店内は、肉の焼ける芳ばしい香りが立ち込める。

お腹が空いた。さて、牛たん、牛たん。
そう思ってメニューを見ると

ステーキと丼ものかぁ。
いつもだったらステーキを頼むけど、あまり聞かない「牛たん丼」(1,380円)に惹かれた。
ランチでしか食べられないと言うから、なおさらだ。

ランチ限定の牛たん丼

牛たん丼にサラダ・スープのついたセットが到着。
これで1500円いかなのは安いなぁ。

メインの牛たんは下の白米が見えないほどののって、程よくレア。


何枚あるのか、思わず数えたら10枚ものっていいる。すごい。
肉1.5倍と頼んでいたら15枚もあったのか!
一枚一枚の厚さはステーキほどないが、十分な歯ごたえと肉の味が口いっぱいに広がる。
“枯らし”という日本の伝統的な方法で3週間じっくり熟成させているからか、
塩やタレがなくても大満足。

薬味の麦味噌と一緒に食べると、より味が濃くなってご飯が進んだ。
今まで牛たんには柚子胡椒や塩だと感じていたのに、すっかり味噌のトリコになってしまった。

牛たんの魅力は十分に知っているつもりだったけど、まだまだ知らない味があるとは、
これからも定期的に牛たんの旅を続けなければ。
カツオだしのスープやサラダを挟みながら、最後の一枚を優しく包んだ。

テイクアウトもできるんです

会計を済ませようと席を立つと、テイクアウトを買いにきたお客さんがたくさん。
もともとメンチカツの移動車販売をしていたこの店は、
そのメンチカツやコロッケ、もちろん牛たん丼もテイクアウトできるのだとか。
次は、贅沢な弁当を買って大濠公園でピクニック気分を味わうのもいいなぁ。

新本菜月

ライター

この春、福岡に越してきた新参者ライター。「食後には甘いものを」をモットーに新たな甘味を求め、今日も生きる。夢は巨大プリンの中で泳ぐこと。すいすい。ぱくぱく。

■店舗情報

店名 肉と葡萄酒 跳牛
ジャンル 牛タン  ランチ
TEL 090-1361-4151
住所 福岡市中央区六本松1-4-30

交通手段 地下鉄六本松駅から徒歩5分
営業時間 ランチ11:00〜15:30、ディナー17:30〜22:30
定休日 火曜

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