
【9月24日(祝月)は十五夜です】250年の老舗「菓匠 熊久」のお月見団子を予約してみる? 熊久(中央区・赤坂)
熊久と言えば
こちらです。
はい、「麩まんじゅう」です。
中央区・赤坂にある和菓子店「熊久」は
宝暦12年(1762年)創業。
250年以上も歴史がある老舗なのです。
熊久と言えば麩まんじゅう。
麩まんじゅうと言えば熊久。
つぶあんとこしあんの2種類があって
この写真は「こしあん」です。
もっちりした生麩によもぎを練りこみ
なかには北海道産小豆で仕込む
こしあんが入っています。
ひとくち食べると
よもぎのさわやかな香りが鼻から抜けて
肉厚な生麩がもっちりもっちりと
唇や舌に圧力をかけてくるようです。
そして、なめらかな
こしあんがすらーっと
口の中で溶けていきます。
これが、熊久名物の麩まんじゅうです。
和菓子店と言えば
季節の上生菓子です。
熊久では4~5種をラインナップ。
そのうち一つがこちら。
まんまるな練り切りです。
もったりとした生地で
中にはこしあんが入っています。
実はこの練り切り、
味だけでなく名前が
キュン!とするのです。
和菓子をつくる人は
この小さなお菓子に、
どんな風景も投影してしまうのですね。
(まんまる練り切りの名前は
最後に発表します!)
そして、もうひとつ。
今度は分かりやすいですね。
秋の七草のひとつ、そのまま
花の名前で「桔梗」です。
鮮やかなブルーに、黄色のめしべ(柱頭かも?)。
しっとりした求肥で包まれ
中には白あんが詰まっています。
ちょっと透けてみえるような
神秘的な青色です。
そろそろ十五夜ですね
2018年の十五夜は9月24日(月)です。
しかも祝日。
三連休の最終日はゆっくり
空を見ながら~なんて、いとをかし。
そんなをかしなシーンに合わせたいのが
熊久の「お月見団子」、予約受付中です。
14個入りは、組み立てると三宝になる
飾り箱付き!
よおく見るとてっぺんの団子だけ
ちょっと黄色に見えます。
お月さまイメージなのかもしれませんね。
このチラシを見て、そういえば
十五夜に月を見て過ごしたことがあっただろうか、
と思ったのでした。
そうそう、最初の上生菓子の名前
分かりましたか?
よければ今日の夕暮れ時に
空を見上げてみてください。
月がまだ出る前、
黄金色、橙色のグラデーションを背景に
沈んでいく太陽がキラリと光る「秋の空」を見て
あのまんまる練り切りを思い出すはず。
■店舗情報

店名 | 菓匠 熊久 |
---|---|
ジャンル | 和菓子 |
TEL | 092-737-3993 |
住所 | 福岡市中央区赤坂1-15-21宝ビル1階 |
交通手段 | 地下鉄赤坂駅から徒歩7分 |
営業時間 | 10:00~19:00、日・祝~18:00 |
定休日 | 不定 |
