
遅めのランチにボリューム韓定食 HANKKI(中央区大名)
ランチのピークタイムを過ぎた14時。大名近辺で定食を食べたいな、という時に何度か行っているのが、韓国料理のHANKKIだ。コチョジャンサムギョプサルやチーズタッカルビ、スンドゥブチゲなど8種の韓定食が揃い、なかには「ラッポキ」「カルメギ」なんて聞きなれないメニューもあって、選ぶのが楽しい。楽しいだけではなくて、味も本場さながら。初めて訪れた時に夏季限定の冷麺を頼んだら、釜山で行った「元山麺屋」を思い出してしまって「他のメニューも食べたいな」と思ったのでした。
味やボリューム、出し方が若い女性に人気の秘けつ
定食にはメインとごはん、スープのほかに、赤いキムチ(一般的なキムチ)か白いキムチ(水キムチ)が選べ、ごま油が効いたサラダ、小鉢が2品。ボリュームたっぷり。聞きなれないラッポキ定食(980円)を頼んでみると、トッポッキに韓国麺が入った鍋が出てきました。甘辛く、いや、辛く、じわじわとずっと辛く、ごはんに合う。それに、このチープさを感じる韓国麺。サリ麺かな。これひとつで一気に韓国に行ってしまう。
ちなみに、ごはんに麺を載せて食べるって、炭水化物で炭水化物を食べるって、どうなんでしょう。私はアリなのですが。うどんにかやく飯や丼がついてくる、福岡のうどん定食は他県の方にびっくりされるという話も聞いたけれど、パスタとパンみたいな関係かな、と思っとります。
次に訪れた時はヤンニョムチキン定食(980円)をオーダー。揚げたてのもも唐揚げに、こってり甘辛いタレがかけられて、パワフル。ジューシーさも量もパワフル。若者はこういうのがお好きなのではないかしら。
お水にレモンが入っていたり、白で統一された皿や木製のおぼんが女性好みであったり、「すみません」というと「はーい!」と明るい返事が返ってきたり。心地良く過ごせるのも◎。また、韓国人スタッフの方が帰る時に笑顔で「アリガトございました、またオコシください」と丁寧に言ってくれて、声の大きさにもほっこりした気分になります。次はボッサムかな。
ライター・エディター
福岡市で活動するライター・エディター。県内60店以上でカレーを食し、出張となればカレー屋を探し、ふつか酔いにも風邪にもカレーが効くと信じている。ほとんど毎晩飲んで過ごし、心惹かれるつまみは炙りもの、燻しもの、漬物。
■店舗情報
店名 | HANKKI |
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ジャンル | 韓国料理 |
TEL | 092-725-5181 |
住所 | 福岡市中央区大名1-1-23 サボイビル1F |
交通手段 | 西鉄バス警固一丁目バス停から徒歩2分 |
営業時間 | 11:30〜15:00、17:00〜22:00 |
定休日 | 不定 |
