
コスパ最強のインドカレー店はD・カジャナじゃなか? D・カジャナ呉服町店
美味しいナンを思いっきり食べたい。
そんな欲求にかられて向かったのが呉服町のD・カジャナ。
飲食店の少ないオフィス街にポツンとあり、お昼時にはサラリーマンや学生さんで大変混みあっています。
メニューを全面的に押し出すインドカレー店ならではの外観が目立つ。
一蘭式一人席
13時過ぎに入店し、店内は8割ほど埋まっていました。
込んでいたので写真は控えましたが、壁際には仕切りで区切られた一人用の席。
ナンをちぎってカレーを付けて食べるのは大好きだけど、手は油でベタベタ、顔は汗でグチャグチャになるし、辛さによっては汗で水たまりができるからお店で食べるのはちょっと、というカレーネガティブさんに超オススメ!人目を気にせず集中して存分にカレーを堪能できますね。
メニューの写真はNGでした
ランチのメニューはセットがA、B、C、その他単品のカレーやビリヤニ、ネパール焼きそばなど種類が豊富です。
セットではご飯は日本米かインド米。
ナンはプレーン、チーズ、ガーリック、バター。
ドリンクはチャイ、ラッシー、コーヒー、オレンジジュースから選べます。
選択肢が多すぎて悩ましい。
辛さは己の舌で確かめるべし
お得感の強いCランチ、バターナン、アイスチャイで注文。
辛さはどうしますか?と聞かれ、悩んでいると
「ゼロが普通で中辛ぐらいです」と店員さん。
???
ゼロ、普通、中辛・・・
どうやら辛さは何倍かで注文するシステムのようですが。
ちなみに以前バイトをしていたカレー屋さんでは、辛さ0=辛み無し、という設定でした。
0倍は、辛み無しということではなく中辛ぐらいには辛いということか。
さすが0を発見したインドの料理。
すなわち、0は“何もない”状態ではなく“0という状態”である。
中辛くらいに辛い0倍の次が5倍、それが中辛(MEDIUM)となっている。
もう何が何だかわからない。
激辛は得意ではないけれどそこそこの辛さが欲しい私はとりあえず「じゃあ中辛で」と言ってみたところ、「5倍ですね」と返された。
どれほどの辛さを中辛と呼ぶのかは店によっても様々。
今日の辛さをこの店の試金石にすればよいのです。
圧倒的ボリューム
まず出されたのはアイスチャイ。ガムシロップが別添えで好みの甘さにできます。
どちらかといえば食後に飲みたかった気もするけれど、そこに選択肢はなかった。
割と渋めのチャイ。
それほど待たない間にバターナン、
続いてカレーが到着。
プレーンのナンはしずく型で大体どこの店でも皿からはみ出していますが、こちらのバターナンは細く平たい紐を楕円状に丸くまとめたような形、バターが絡みやすい工夫でしょうか。もちろん皿からはみ出る大きさです。表面にはインドのバター“ギー”がたっぷりと光っており、平べったく全体的にカリカリっと香ばしい。
セットのサラダはトマトと黄色いタクアン色の大根?と、キャベツ、レタス、オレンジ色の甘いドレッシングがかかっている。
カレーは2種類で、まずは半分のゆで卵が入ったマイルドなスープ状のエッグキーマ。もう一つのナスとチキンのカレーは、ナスがくたくたになるまで炒められ、チキンティッカのように濃い目に味付けしてこんがり焼かれたチキンとスパイシーにまとまっている。ショウガの千切りがアクセントになって後を引く味で、汁気がない仕上がり。カレー2種でナンを食べ切り、こんもり盛られたターメリックライスを余らせるかと思ったけれど、にみじん切りの野菜がたっぷりのシシカバブと、ガッツリ味付けされた大きめのチキンティッカをおかずにしてどうにか完食です。
普通の食事の2食分ぐらいを胃に入れてしまった感じ。これで950円とは。
少食な人は残った分をお持ち帰りのパックにしたり、最初から小さいサイズのナンで注文できるのでご安心を。
おそらくネパール人のスタッフと、日本人のスタッフがいて、みんなこまめにお水のお替りをチェックしてくれるとてもサービスのいいお店です。
辛さ5倍ではほとんど辛みを感じなかったから、次は10倍かな。
タイマッサージセラピスト、カレー屋見習い
個人サロン“タイ古式マッサージロータス”を営みつつカレー屋に憧れ、“カレーとお酒banyan”として間借りnなどでカレー活動しています。ビールとウイスキーが大好物。目標はタイマッサージとお酒とカレーを融合した店を出すこと。
■店舗情報

店名 | D・カジャナ呉服町店 |
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ジャンル | インド料理・ネパール料理 |
TEL | 092-263-3953 |
住所 | 福岡市博多区中呉服町2-12 大江戸ビル 1F |
交通手段 | 福岡市営地下鉄「呉服町駅」より徒歩3分
呉服町駅から150m |
営業時間 | 【ランチ】 11:00~15:00 (O.S.14:30) 【ディナー】 日曜営業 |
定休日 | なし |
