
今泉にあるフランスへ! そば粉が香る、本場仕込みのガレットランチ Le BRETON(中央区今泉)
今泉2丁目1-65はフランスです。
ワイン色のファサード、ウインドウの金文字……
煉瓦の壁、フランス語の「ブルターニュ」のサイン。
反対側にある緑の「今泉二丁目」の存在を忘れれば、
外観からしてまるでパリの街角のよう。
いや、外観だけじゃないんです。味わいが本場そのもの。
ここ「Le BRETON(ル・ブルトン)」のオーナーシェフは
国内外の名店でフランス菓子の技術を磨いているのです。
パティシエ界で有名な東京の「オーボンヴュータン」や
フランスで「最も優れた職人」と認定された職人のいる店、
クレープリー……。
さまざまな店で培われた技術でつくりだされる
フランスの伝統菓子やクレープ、ガレットなどを楽しめます。
お昼はランチがあり、以下の5種から選べます。
・ガレットランチ(790円)
・サンドイッチランチ(630円)
・キッシュランチ(740円)
・スープランチ(740円)
・サラダランチ(740円)
ガレットは2種からのチョイス。この日は
・コンプレット
タマゴ、ハム、チーズ
・本日のガレット…プロバンサル
アンチョビ、チーズ、トマト、南仏ハーブ
でした。
店内の入口付近には生菓子、焼き菓子が並ぶコーナーがあり、
奥に4人がけのボックス席×2、テーブル席があります。
フランスに行った気になる
高い位置に設けられた窓から光がさしこみ、
クリーム色の壁には写真やイラストが掛けられていて、
使い込まれたワイン色のソファと木製のスツールに味があります。
床の細かいタイルがまた、フランスの食堂みたい。
待っている間、しばし旅行している気分を味わえます。
ちなみに、店内のラックに置いてある雑誌は
フランスにまつわるものがいくつもありました。
次の旅計画を練る時はぜひここで。
ガレットは自由に
プロバンサルのガレットランチが運ばれてきました。
そば粉の生地の上半分にはみずみずしいレタスがこんもりとのって、
もう半分にトマト、アンチョビ。モッツァレラチーズがとろり。
どう食べたら良いでしょう、とスタッフの女性に尋ねると
「もう、好きなように!一口サイズに切って、
サラダを巻いてもいいし、そのままでもいいし、
自由に好きなようにどうぞ」とのことでした。
まず生地だけ味わうと、そば粉の力強い風味を感じます。
外はパリパリ、中はもっちりとしていて食べごたえがある。
こうやってサラダとトマト、チーズ、アンチョビを巻いて
ほおばると、みずみずしい野菜の甘味が口いっぱいに!
アンチョビの塩気と、ローズマリーなどのハーブが
全体を引き締めています。
サラダにかかっているドレッシングは、
タマネギをすりおろした、少しとろっとしたものでした。
とってもまろやかでガレットによく合います。
生地だけ、トマトだけ、レタスも巻いて……と
何通りも楽しめました。
スイーツは12時前後にそろいます
スタッフから「もう少ししたら、ケーキがそろいますよ」
と声をかけられていたので、食後にショーケースを見て
デザートを選びました。12時くらいに種類がそろうようです。
しかも450円以上のデザートはランチタイムは100円引き。
宝石が並んでいるような華麗な見た目です。
ピスタチオのダックワーズとアーモンドのババロア、
アプリコットのジュレを合わせた「トレ・ヴェール」(450円)や
ピスタチオのムースにグリオットチェリーのジュレ
「トゥール ピシャ」(500円)がお得になるのですが……
「ソワソン ドゥーズ」(400円)を。
カカオ72%のチョコレートを使用したビターなチョコレートケーキです。
地層のように重なったチョコレートとスポンジ。
スポンジ部分は軽く、チョコレートクリームは
カカオの風味が強くて甘味はあっさり。
波打ったチョコレートもビターで、
これはいかんばい。いくつでも食べられそうです。
ランチでも、カフェタイムでも、ディナーでも。
1日を通してフランスの味が気軽に楽しめる「ル・ブルトン」。
旅する気分を持って帰りたいときは
テイクアウトでクロワッサンはいかが。
生地が繊細に折り重なったバターが香る一品をほおばると……
ピンぼけしたあたりに、シャンゼリゼ通りやエッフェル塔が見えました。
ええ。
ぼけてごめんなさい。
■店舗情報
店名 | Le BRETON(ル・ブルトン) |
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ジャンル | パティスリー、洋菓子、スイーツ、カフェ |
TEL | 092-716-9233 |
住所 | 福岡市中央区今泉2-2-65 メゾンドール今泉1F |
交通手段 | 西鉄福岡天神駅から徒歩8分 |
営業時間 | 11:00~23:00(L.O.22:00)、日~22:00(L.O.21:00) |
定休日 | 不定 |
