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うどんは売り切れですか? ミッドナイトはプロのヨイチクレが大集合 弥太郎うどん(中央区渡辺通)

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  2016/02/09   ※記事公開時の日付です

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うん? ちょっと待ってちょーだい。

お客さんは誰ひとりとしてうどんを食べてないのです!

手羽先の煮付け、焼き豚足、モツ煮込み、酢モツ、豚キムチ、ニラとじなど、それぞれいろんな酒のアテを召し上がっているではありませぬか!!
壁にある木製メニュープレートには、おなじみの「うどん」ラインナップ。

午前2時、初めての店、昭和41年創業、24時間営業、ちょっとしたパニックだ。
ガラリと引き戸をあけて入ってきたコワモテの不動産会社社長(なんとなく雰囲気で)は、「ゴボウ天ば軽く炙って、それとチンカチンカの冷やっこいルービー」なんて注文をしてやがる。

あ~あ、先を越されちった。

オイラも負けずに「こっちにも同じ物を、あとビンビールもお願いします!」なんて、ちょっと声を張ってみる。
カウンター上にあるゴボウ天&エビ天トレイからつまみ上げられた1枚のゴボウ天。

いつもならうどんにトッピングされ、ホロホロと衣が解き放たれていくアナタも、この時間はガスの炎で炙られるのね。

「はい、ビールとゴボウ天」

差し出された炙りゴボウ天は平皿の中央にドカンと乗り、うどん用(たぶん)の輪切りネギが上から振りかけられている。コワモテ社長の見よう見まねでカウンター備え付けの七味唐辛子をパラパラ、醤油をひとまわし。口に運んでみると、何だろうね、とてもウマイね、タマランね。手羽先ももらっちゃおう!いやー、酒がすすむっ!

ココで注意! この充実の“ヨイチクレ専用ツマミ”はメニューには載っていません。ゴボウ天&エビ天炙り以外は、日替わりのようです。

「なんかない?煮込みとか」

こう訊くのが“ミッドナイト弥太郎”のオキテらしい(もちろん勝手な解釈です。うどんも注文できます)。
せっかくなんでシメに「ゴボウ天そば」(440円)と「かしわにぎり」(180円)をいただきました。

はい?そば、ですけど、何か?

くりしん

でぶグルメライター

昭和40年代生まれの自称“でぶグルメライター”。crossFM「baysidefestival」の「ぶらりふとり旅」ではランチ情報&体重をオンエア中。

■店舗情報

店名 弥太郎うどん
ジャンル うどん
TEL 092-761-4155
住所 福岡県福岡市中央区渡辺通5-1-18
交通手段 地下鉄七隈線 天神南 6番口 国体道路を東にすぐ 三光橋交差点角
西鉄バス春吉バス停下車徒歩約1分
同天神1丁目バス停下車徒歩約2分
天神南駅から224m
営業時間 24時間営業
土曜のみ朝6時まで
朝食営業、ランチ営業
定休日 日祝

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