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昼のスナックで味わう個性派カレーという非日常 エメラダ(中央区六本松)

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  2018/05/20   ※記事公開時の日付です

カレー界で超話題のあの店

昼間のスナックを間借りしているカレー屋。
それだけで、もうパンチが効いていますよね。
実際には店主もカレーも空間も、かなりパンチが効いています。

異世界ワンダーランド


こちらがエメラダさんが間借りしている“スナック 園”。
城南線から焼鳥本陣の角を大濠方面に少し入ったパチンコ屋の向かいにあります。

鮮やかなエメラルドグリーンの看板、アラビア語っぽいけどなんとなく読める“エメラダ”の文字。

店内はカウンター9席のスナックらしいスナックです。

スナックでしか見たことがない水がシャーっと出るやつ、お冷はこれから出してくれました。
ビートルズっぽい爽やかなサウンドが流れる、明るく開放的なスナックという空間は遊園地のアトラクションの中にいるようにワクワクします。

エメラダ店主の氏家さん、この日はトレードマークのカーキ色のコックスーツではなくTシャツでした。
カレーの研究に熱心で、スパイシーな見た目に反して茶目っ気たっぷりで物腰が柔らかい。

丸鶏の威力

ほどなくしてカレーが登場。見るからにオイリーです。

ライスはパラパラっとしたバスマティライス。

鶏丸ごと一羽を解体して煮込んであるので、胸肉やもも肉はほろほろに柔らかい。鶏の骨から出た旨味がすごい。
スプーンで食べながら、骨付きの部分はフライドチキンのように手でかぶりつくので指先はもうギッドギトになるんですが、指を舐めたくなるくらい、油が美味しい。カレーは手で食べたほうが美味しいっていいますもんね。
口の中がじんわりと熱くなる辛さで、一般的に言う辛口くらいでしょうか。
バスマティライスが進みまくりです。
ストライクゾーンはきっとそんなに広くないけれど、当たればものすごく飛ぶ、みたいな。

食べる前のワクワクから、勢いで一気に食べ尽くし、その後訪れる爽快感。
カレーのスプラッシュマウンテンやー!

この日はチキンカレー(1000円)でしたが、ラムや野菜のカレーの時もあるようです。
カレーの作り方も色々変えたりするそうなので、一期一会のカレーなのかもしれません。次回も楽しみです。

5月25日~27日は市役所前広場のイベントにスパイスロードの高田さんと一緒に出店されるそうです。
ビールを使ったカレーってどんな味なんだろう。

六本松ワンダーランド。
豆皿中華Q、カレチネにも行かなくっちゃ。

檜原尚

タイマッサージセラピスト、カレー屋見習い

個人サロン“タイ古式マッサージロータス”を営みつつカレー屋に憧れ、“ヒノキハラカリー”として間借りなどでカレー活動しています。ビールとウイスキーが大好物。目標はタイマッサージとお酒とカレーを融合した店を出すこと。

■店舗情報

店名 エメラダ
ジャンル カレー
TEL 070-5459-2927
住所 福岡市中央区六本松2丁目5−9
交通手段 地下鉄六本松駅から歩いてすぐ(徒歩3分くらい)

六本松駅から144m

営業時間 11:30~17:00

日曜営業

定休日 水曜日

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