
【テイクアウト】名店「焼とりの八兵衛」がついに販売開始!新たな博多名物⁉「手羽めし」 焼とりの八兵衛
「八兵衛」がテイクアウト開始!
5月11日からスタートした「焼とりの八兵衛」のテイクアウト。全部食べたい。でも一度には贅沢すぎないか? 最初に狙ったのは「手羽めし」だ。
「手羽めし」。名前のとおり、鳥の手羽とご飯というシンプルな組み合わせだ。でも、八兵衛はそれだけじゃ終わらない。なんと、手羽の中にもち米が入っているという。日本なら「イカ飯」、韓国なら「サムゲタン」、フランスでは「チキンローストのライス詰め」の手羽先版だ。しかしそもそも、なぜ世界の人々は手羽の中にご飯を仕込もうと思ったんだい? 手羽の中だよ、手羽の。人間の発想力って本当に底知れない。
「手羽めし」は冷めてこそ美味

テンションあがる
弁当箱のフタから、食欲をそそる炭火焼きの香りが漏れ出している。手羽が「早くフタを開けてくれ!」と言っている! それでたまらずフタを取ると、この重なり合う手羽が現れる。

「手羽めし」(6本入1000円)
手羽がこんなふうにきれいに収まってる様子はめずらしいし、けっこう微笑ましい。さて、待ちきれず手羽先を握りしめてガブッと勢いよくかぶりつく。
中に入っているもち米はおこわ状になっていて、甘く味付けられた鳥の旨味がたっぷりとご飯に染み出している。ご飯は手羽とほとんど一体化していると言っていい。1本目はとにかく無心で食べ、気づいたら骨だけになっていた。それでもまだちびちび骨をかじっていると、永遠に骨から味が出てくるような気さえしてくる。手羽飯の誘惑に、八兵衛のワナに見事にハマった。2本目以降は、なんとか付け合わせの和がらしをつけながら味わう余裕が出てきた。

七味唐辛子や豆板醤、洋からしもけっこう合いそうだ
食べるときは加熱してもいいんだろうけど、あえて冷めたまま食べたのが正解だった。むしろ、ちょっと冷やしてから食べてもいいくらいかもしれない。冷めてもおいしいものナンバーワンは「旭軒(春吉店)」の手羽先だったが、八兵衛の「手羽めし」が一気に躍り出てきた。
これはリピート買い確実。手土産にしても喜ばれそうだ。かくして手羽飯アーリーアダプターとなった私。これからも「手羽めし」ファンであり続けることを、昨夜の6本の手羽に誓います。
★テイクアウトメニューについて詳細は「焼とりの八兵衛」Facebookページまたはオフィシャルページにて。
売り切れ注意!
⬛前原本店 092-324-1986
⬛天神店 092-716-2778
⬛上人橋通り店 092-732-5379
⬛八兵衛Bekkan 092-271-7539
無休、11:30〜20:00
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【編集 弓削聞平】
フリーエディター弓削聞平の個人事務所。当時「シティ情報ふくおか」を発行していたプランニング秀巧社を経て、2001年より福岡とグルメをテーマにフリーエディターとして活動。「epi」「ソワニエ」の元編集長。個人事務所「聞平堂」では「ぐる〜り糸島」「福岡 甘党図鑑」「2000円以下のご褒美ランチ」「福岡 路地に隠れたうまい店」等を出版。
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※記事の内容は取材時点のものです。
