旅行や日々のグルメ探訪に!ライターが自腹で本気レビューする福岡のレストラン情報

泣く子も黙る、炭水化物ランチ 創作パスタと自家栽培野菜のイタリアンバル Entrance

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  2020/04/17   ※記事公開時の日付です

こんにちは。忘れた頃にやってきました、福岡下戸グルメというタグを完全に放置しています後藤です。

 

皆さまお元気ですか?「自宅での仕事になり、空いた時間で部屋を片付けまくってもうこれ以上片づけるところがない」というSNSでの投稿を見るたびに、あぁどうして自分にはそういう視点がないのだろうとがっかりします。そしてがっかりしても反省せず、部屋は相変わらずです。結局人間は土壇場になってもしないことはしないんですね…。

 

という個人的なぼやきはさておき、このコロナ禍を受けて、福岡の飲食店はテイクアウトをはじめられたり、休業要請を受けて休業を決断されたりと、本当に様々です。
そんな状況の中、週の6/7を外食に頼っている私はいつもお世話になっている飲食店さんがテイクアウトをしてくださるならと、三密を避けてお持ち帰りをさせていただいています。

 

今日はそんなお店の中から、私のSNS上でプチBUZZとなりましたお店のお弁当をご紹介します。記事を書くつもりで食べてないし(SNSをご覧になった元木先生からのリクエストで書いています。爆)、いまからお店の写真を撮りに行くなんて本末転倒なので、食べる前に撮った奇跡の1枚だけで場を持たせます。ご了承ください。

あの某店で最年少でエリアマネージャーになった腕の持ち主が手掛けるイタリアン

国体道路沿い、ローソンから上人橋通りに曲がって数秒の場所にある、創作パスタのお店・Entrance(エントランス)さん。福岡発祥の某パスタチェーン店で史上最年少でエリアマネージャーになった経歴を持つ凄腕なのに、とにかく物腰が柔らかく、(私より年上なんだけど)弟みたいな人懐っこいキャラクターのオーナーシェフ・田川さんが営むイタリアンです。

 

しかも、「お茶漬け食べたい」とか無茶ぶりしても対応してくれる、ほんとに我が儘を聞いてくれるお兄さんです(さっき弟みたいて言った舌の根も乾かぬうちに!!)。

 

ということで、先日お昼にお持ち帰りしたのがこちらのお弁当(650円)です。

 

泣く子も黙る、炭水化物×炭水化物!手前が明太子ごはんに塩サバ、そして奥が冷製パスタです。お弁当のパッケージはそんなに大きくないんですが、なんせこのボリュームなので(笑)、完食できぬ勢いでお腹いっぱいになりました。
(パスタを少し残して、おやつタイムに食べたことをここにご報告します)

 

このお弁当のビジュアルがSNSで盛り上がり、

「いい!こういうのが望まれている!」

とコメントしてくださった方は翌日早速お店に行かれていました。

オーナーシェフの田川さん的には「もうちょっとバランス考えますね…」というテンションだったのですが、ここは、ちょっとヒントになるのではないかなと思います。

食事は栄養やバランスも大事だけど、
おもしろいとか、楽しいっていう要素も大事だよね

このコロナ禍の状況で、私たちの食事情は一変しました。お店で食べるという選択肢がないことが、こんなに生活に影響を及ぼすなんて、と思っていらっしゃる方も多いのではないかと思います。

 

普段自炊されている方も、自主的に行う自炊と、ほかに選択肢のない自炊では、ストレスが違うのではないかと思います。さらには現在、スーパーマーケットの混み具合が逆に大丈夫なのか!?といった議論もされていますので、自炊一択&食材調達現場が危険だなんて、もう泣けてきますよね…。

 

そういう意味で、飲食店がテイクアウトやデリバリーをしてくださっていることは本当に感謝したいところです。お店も売上が厳しくてやむを得ずされているところもあるでしょうし、純粋に何かで貢献したいと考えているお店もあると思います。理由は種々あるかと思いますし、色々なことを言う人がいると思いますが、私はとてもありがたいなと思っています。

 

一方、この状況でもどうしても仕事で外出しなければならない人もいますし、普段自炊している人たちだって、たまには外のご飯が食べたいという需要もあるでしょう。そんな需要に対し、この炭水化物祭りなお弁当は、普段お弁当じゃ量が足りない人、ネタとしておもしろいお弁当を喜んでくれる人など、「栄養や健康のことはさておきなご飯ってあるよなー」と気づかせてくれました。

 


炭水化物×炭水化物、女性の胃袋的には「OH MY GOD!」かもですが(笑)、働き盛りで腹ぺこロックンロールなサラリーマンは嬉しいという現象。しかも、某パスタチェーン店の最年少エリアマネージャーにまでなった人が、あえてこの規模感で繰り出すお弁当。爆笑しながら食べました。たまにはこういうのもいいんじゃないでしょうか。
(個人的には、お店で食べてもらえないからこそ、ボリュームを心配して試行錯誤されたのであろう田川さんの姿が目に浮かんでほろっとさえしました)

 

ご飯って、何を食べるのかも大事ですが、誰と食べるかも大事。そして、こういう元気になれるご飯もいいな、と思ったできごとでした。

ちなみにEntranceさん、さらにはイタリアンなのに名物の唐揚げ弁当も登場しています(笑)。ぜひ一度お試しください(くれぐれも、三密にならない行動の範囲内でおでかけください)。

 

田川さんからは「値段の割にこのボリュームなの!?という満腹感を出したくてですね?(笑)あのSNSの皆さんのコメントを受けて、ボリュームを維持した上でヘルシー要素を加えたメニューのアイデアが湧きましたので来週辺りから登場させる予定です✨」とコメントいただきました。ますます楽しみ!

 

最新情報はお店のFacebookページ(https://www.facebook.com/Entrancefukuoka/)でどうぞ(^^)/

 

※記事の内容は取材時点のものです。

後藤暢子

1週間のうち6/7は外メシだが、見かけ倒しのガチ下戸。福岡で下戸なのに飲み歩く人間TOP3に入る自信がある。現在はWEBメディア「フクリパ」のデスク、「情報誌Q」のアートディレクターなどのほか、中小企業のPR周辺のディレクションなどを手がけている。

 

■店舗情報

店名 創作パスタと自家栽培野菜のイタリアンバル Entrance
ジャンル イタリアン
TEL 092-713-7550
住所 福岡市中央区今泉2-4-39ナリタビル3階
交通手段 西鉄天神福岡駅より徒歩7分
営業時間 12:00~15:30/18:00~23:30
定休日 不定休
ホームページ https://sumamoba.com/entrance/7853

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