
小倉でお茶をする時は「喫茶去 湖月堂」一択なんです。 湖月堂本店 喫茶去(小倉北区魚町)
小倉でお茶する時は、ほぼ湖月堂本店「喫茶去」に行きます。
ある年齢以上の人には
「湖月堂の栗饅頭~♪」のCMで有名なあの湖月堂ですね。
カフェや喫茶店はあちこち行ったけれど、
やっぱり「喫茶去」に戻ってしまう。
やっぱり「喫茶去」が落ち着く。
愛してやまないワケを3つにまとめました。
とにかく、ゆっくりできる
席は1階から3階まで約300席があり、
たいていは少し待つだけで入店できます。

しかも、座席やテーブルとテーブルの空間にゆとりがある。

さりげなくフランク・ロイド・ライトの明かりが置かれて高級感もある。
マックスで300人いたとしても、
広大な空間だから気になりません。
常に満席ですが、急かされることはなく、慌てることもない。
そんな空間をつくっているお店のスタッフがすごいなと
いつも思います。
ちなみに1階の坪庭横の座席が空いていたらラッキーです。

太陽の光に緑が映える坪庭。
お茶をすすって緑を見やり、
話が一段落したら緑を見やり、
とにかく癒やされるのです。
この日はお茶を追加オーダーしながら
3時間も話し込んでいました。
お茶をする時は1~2階に通されることがほとんど。
3階は大人数で貸し切って宴会もできますよ。
和菓子とともにコーヒーがポットで出てくる
甘味は和や洋といろいろあります。

定番はぜんざい。が、私には量が多い!パフェやあんみつも人気です。

この日は抹茶ティラミス(コーヒーか紅茶付き、900円)にしました。
抹茶はほろ苦く、控えめな甘さのクリームとよく合います。
気をつけていないと、一気になくなりそう。

黒塗りのマスで提供されるのも素敵。上品です。

嬉しいのは、コーヒーがポットで出てくるところ。
紅茶がポットでサーブされるところは多くありますが、
コーヒーもポットで出てくるのは珍しい。
カップだと残りが目に見えるので
「あと少しか……」と気になりますが
ポットだと途端に気持ちに余裕が生まれます。
が、さすがに1時間超えると手持ち無沙汰になり、
口寂しくなるので追加でコーヒーをオーダーしました。

コーヒー(和菓子付き、550円)。
こういう、一口の和菓子がそっと添えられているのが
やはり和菓子の湖月堂ならでは。
コーヒーにたっぷりミルクを入れて
一緒にいただきました。
ウエイター&ウエイトレスがベテラン
目が合うとレトロな制服の似合う
上品なおばさまがすぐに来てくださり、
ささっとオーダーをとって風のように去って行きます。
水がなくなったらお水を持ってそっと近寄り
話に入らない絶妙な加減で注いで去って行く。
そして、背筋がピンと伸びた白髪の紳士が
白シャツにベスト、タイ、黒ズボンをきっちり着こなし、
てきぱきとテーブルをふいてお客様を受け入れる準備をしています。
かっこいいんです、これが。
話している最中に側を通ると思わず目が奪われる。
ベテランの方々が活躍しているというのは
なんだか安心感があります。やはり老舗だな、と。
だから愛してやまない、「喫茶去」。
次はいつ行けるかな。
■店舗情報

店名 | 湖月堂本店 喫茶去 |
---|---|
ジャンル | 甘味、カフェ、喫茶店、和菓子 |
TEL | 093-521-0753 |
住所 | 北九州市小倉北区魚町1-3-11 |
交通手段 | JR小倉駅から徒歩4分 |
営業時間 | 11:00~20:00 |
定休日 | なし |

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