
【郊外の名店シリーズvol.4】北九州名物の八幡ぎょうざと言えば「ぎょうざ工房 風人。」 ぎょうざ工房 風人。(八幡西区楠木)
八幡ぎょうざを知ってるかい?
ちょっと足を伸ばして
わざわざ行きたくなる
郊外の名店をシリーズ。
第一回は飯塚市のとんかつ店「うめーや」
第二回は南区鶴田の「すし秀」
第三回目は春日市の「ラーメン一(HAJIME)」でした。
第四回目は八幡ぎょうざ「風人(ふうと)」を
ご紹介します。

駐車場は隣のブロックに5台分あります
「八幡ぎょうざ」とは
「官営八幡製鐵所」で働く方々の
スタミナ源として親しまれてきた料理です。
「八幡ぎょうざ協会」のホームページによると
大きく分けて以下の4つに分類されます。
1.鉄なべ系餃子
餃子を熱々の鉄鍋に乗せて出すスタイル。
2.中国本土系餃子
肉厚の皮が特徴。
製鉄所で鉄鉱石などの取引が始まり
中国大陸との繋がりが深くなったことが
関係しているようです。
3.ラーメン系餃子
水の代わりに豚骨スープを使い
ラーメン店で多く見られるスタイル。
4.お母さん系餃子
八幡ぎょうざ協会HPでは
「多くの家庭で餃子が作られてよく食べられていて
お母さんの愛情というスパイスがたっぷり餃子」
と解説されています。
きっと、私たちの「お母さん」が作る
餃子をイメージすると良いのでしょう!
「風人」は1の鉄なべ系餃子です。
オープン直後がおすすめ
駅近くでもなく、繁華街でもなく
住宅街にある「風人」ですが
TVや雑誌に何度も取り上げられた
有名店でランチタイムはほぼ満席。

はためく暖簾に堂々たる自信を感じる
12時台になると混み始めるので
11時のオープン直後がおすすめです。
メニューはこちら。

「みそバターちゃんぽん」も気になるなあ。胃袋が二つほしい
看板メニューは鉄なべにのった
「焼ぎょうざ」です。
店主曰く、「水ぎょうざ」も
常連さんに人気だそうですよ。
目にもとまらぬ速さとはこのこと
カウンターでは店主の奥さまが
生地をのばして
次々と小さな餃子を包んでいました。

この手作りの皮が風人の自慢なんです

目の前で職人技が見られるのも醍醐味の一つ
一つの餃子はものの3秒ほどで
あっという間に包まれます
あまりの手際の良さに
ついつい見とれてしまう。
準備は万端に
さて、餃子を迎える準備をしなくては。
テーブルには特製のタレと

ほんのり甘さがあって酸みとのバランスが良いタレ。思い出すだけでヨダレが……
自家製のラー油。

小壺の中にはトウガラシがたっぷり。結構、辛いぞ
準備を終えた頃、先に到着したのはチャーハンです。

大鍋でパラッと仕上げた中華料理店のあのチャーハン
そして、熱々の鉄板にのった餃子(一人前)です。

この写真だけでビールが飲めそう。そう思いませんか
4~5㎝くらいかな。
一つひとつが小さくて
ぱくぱくと食べてしまいます。
表面はカリッと香ばしく
厚めの皮はもっちり。
具は既成のミンチではなく
包丁で牛肉と豚肉を叩き
そこにキャベツを混ぜたもの。

写真は三人前(もしかして、ひとりで三人分を?)
持ち帰りもできますが
生の餃子か、焼いた餃子か
どちらかなので
その日のうちに食べる分のみテイクアウトしましょう!
車がないとなかなか行きにくい場所なので
まさに
「足をのばしてわざわざ行きたくなる郊外の名店」です。
■店舗情報

店名 | ぎょうざ工房 風人。 |
---|---|
ジャンル | 餃子 |
TEL | 093-695-0411 |
住所 | 北九州市八幡西区楠木1-2-20 |
交通手段 | 黒崎インターから車で15分、JR筑豊本線「本城駅」から徒歩10分 |
営業時間 | 11:00~22:00(L.O.) |
定休日 | 月曜 |
