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【7/26 New Open!!】JR博多シティの「くうてん」に3店舗がオープン

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  2019/07/29   ※記事公開時の日付です

春から始まったJR博多シティのシティダイニング
「くうてん」のリニューアル。
これまで10店舗がオープンし、
7月26日にはさらに3店舗が加わりました。
個人的には「お酒がおいしいリニューアル」です。
お酒が進みます。間違いなく。

10F レカイエ オイスターバー

キャナルシティ博多にある「フィッシュ&オイスターバー」の
セカンドラインが登場。
地元のとれたての魚介と厳選された牡蠣を
よりカジュアルに楽しめるようになりました。

まずはレカイエプレート(1900円)を。


素晴らしくクリーミーでとろけていく生牡蠣や
昆布〆にした生牡蠣を牡蠣醤油にさっと漬け込んだ
「漬け牡蠣 すだち添え」、
漬け牡蠣を炙って赤色の大根おろしをのせた
「漬け牡蠣炙り 紅芯大根おろし添え」、
福岡名物のごまさばを牡蠣にアレンジした
「レカイエ特製~胡麻牡蠣~」が一度に味わえます。

ごまだれと牡蠣がこんなに合うなんて。福岡のオイスターバーの名物になりそう。


グランドメニューは30種とオイスターバーより少なめ。
その代わり、その日にしか味わえない日替わりが
10数種あり、九州産の海の幸が楽しめます。

レカイエシーフードプラッター(3980円)の魚介も日替わり。



〆には牡蠣ダシで炊いた「胡麻牡蠣飯」(1290円)を。こちらは試食用のセットです。


ひつまぶしのようにまずはそのままで。
次にわさびを添え、牡蠣ダシをかけていただきます。
ダシだけでもぜひ飲んでほしい。
牡蠣の香り、旨味で口内が満たされます。

店内には牡蠣の殻を使った照明や
おしゃれな壁面イラストがあり、
映える写真が撮影できますよ。
8月18日(日)まではディナータイム限定で
レカイエプレート+CACCCIボトルワイン1本のセットが
3980円とお手頃です。

電話 092-409-8940
営業時間 11:00~23:00(L.O.22:00)

10F 博多うどん酒場 和八(わっぱち)

くうてんに気軽に飲めるうどん居酒屋がオープン!


博多一口にら饅頭の「一優亭」を展開する
オーナー・関一優さんが手がけた、
カレーうどんとおでんが名物の店。

メニューにはオーソドックスな温冷うどんの他、
「とり天」(580円)や「野菜天」(680円)といった
9種ものカレーうどんが並びます。
ダシは昆布、ウルメイワシ、節数種でとり、
店内で打った自家製麺を使用。
博多らしい「やわい」麺はつるつるもちもちで
カレーによくからみます。
また、巷で徐々に火が付いている「白いカレーうどん」の

「黄色」バージョン、「かぼちゃクリームうどん」(780円)もありました。


「生からすみバター」(980円)や
「汁なしまぜうどん(マレーシア風)」(780円)も気になります。
2018年にマレーシアにうどん店を出店していて、
せっかく海外での経験があるのだから、
マレーの味を福岡で出してみようと思ったそうです。

ごはんものでは手づくりの丸天を使った
「丸天丼」(680円)に注目を。
オーナー・関さんが大好きだったという
某店の一品をリスペクトしてつくったそうですよ。

その他、おでんは大根や厚揚げのほか、
名物の「湯葉巻き」(580円)や
「クジラさえずり」(480円)、
もちが入った「ねぎ爆弾」(280円)などがあります。
一品料理では「胡麻さば」(1280円)や
「川島豆腐の味噌漬け」(670円)がそろい、
いつもとひと味違ったうどんと肴で一杯、
そんな楽しみ方ができる店です。

営業時間 11:00~24:00(L.O.23:30)

10F マンゴツリービストロ博多

タイに本店を構える「マンゴツリー」。
日本国内では東京の「マンゴツリー」の他
カジュアルなダイニング「マンゴツリーカフェ」
テイクアウトのデリやキッチンなどを全国に展開しています。

「マンゴツリー」は客単価1万円の上質なタイ料理店ですが、
今回福岡に「日本一号店」として誕生した
「マンゴツリービストロ博多」は
1人5000円前後で楽しめるレストラン。
「お酒を楽しんでほしい!」という思いから、
メニューにはスパイシーな料理が揃っています。

店内にはテーブル席のほか、カウンター席や……



テラスに4卓8席があります。夜は風が心地良く、これからの季節はおすすめ!



今回味わったのはこの3種。試食用に小ポーションです。


上のグリーンパパイヤのサラダ「ソムタム」(一品だと780円)
は、辛みが鮮烈!
いやもう、容赦ない辛さで汗が止まりません。
この辛みと酸味が爽やかできっとお酒が進むことでしょう。
事前に伝えれば辛さは調節してくれます。

左は「豚肉と野菜のセンヤイ ラートナー」(一品だと1100円)。
日本国内でつくっている幅4㎝ほどの米麺はもっちもち。
全く辛くなく、ナンプラーやオイスターソースがしっかり
効いていて、こちらもお酒がすいすい進む。

右のガイヤーンはホールだと2300円、ハーフは1200円。
博多一番どりを使ったガイヤーンはハーフで3300円です。
そのままだと甘辛い味わいで、
ソースにつけたら……火を噴きます。
ああ、辛い。でもおいしい。

すべての料理に使っているパクチーは阿蘇の地熱で育てたもの。


自家製で麺をつくったり、国内の産直野菜を使ったり、
日本で展開しているマンゴツリー独自の工夫を
初めて知りました。

加えてドリンクも面白い。こちらはアンチャンマナオネード(550円)。


アンチャンという青色が鮮やかなハーブのドリンクを
マナオネード(タイライムのドリンク)に入れると
紫に変わって……。ああ、アルコールが入っていたらなぁ。

そしてここ、コース料理が良いんです。
フリードリンク付きAコース(4000円)の内容は

タイのハーブ前菜「ミャンカム」



シュリンプトースト



豚肉と野菜のセンヤイ ラートナー


と、
・シーフードと春雨のサラダ「ヤムウンセン」
・フライドポテト(トムヤムorソルト)
・豚バラ肉ナンプラー煮のソテー「ムー ナンプラー」
・本日のデザート
の全7品。

フリードリンクはビールや焼酎、ワインの他、
フレッシュハーブのサングリア、スパイシージントニック、
パクチーモヒート、アメリカンレモネードパンチ、
クエルボフローズンマルガリータ(マンゴ、ブルー、マナオ)、
タイのウイスキー「メコン」、
タイの米焼酎「モンシャム」もありますよ。

お酒が飲めない方はフローズンマンゴージュースや
フローズンスイカジュース、グァヴァジュース
タイ産ライム入り自家製マナオネードを。
普段味わえないドリンクをいろいろと楽しめます。

ちなみに広報さんイチオシのBコース(4500円)は

ガイヤーン付きです。この迫力!


カップルや友人同士で訪れるのももちろんいいけど、
会社の飲み会をマンゴツリーで開催したらテンションが上がりそう。
幹事さん、夏の納会にいかが?

電話 092-409-4426
営業時間 11:00~23:00(L.O.22:00)

一人でも、友人とも、家族でも、会社でも。
さまざまな楽しみが広がる今回のリニューアル。
とにかくお酒がおいしく飲める一品ぞろいなので
仕事が終わったら、くうてんへ!

奥永智絵

ライター・エディター

福岡市で活動するライター・エディター。酒が進むアテ、気さくな会話、心地よさが好物のアラフォー。

■店舗情報

店名 シティダイニングくうてん
ジャンル
TEL
住所 福岡市博多区博多駅中央街1-1
交通手段 JR博多駅、地下鉄博多駅直結
営業時間 店舗により異なる
定休日 JR博多シティに準じる

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