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福岡”裏”ミシュラン【グルメクイズ】豪華景品あり!?  博多「漬けもの」劇場

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  2019/07/24   ※記事公開時の日付です

衝撃の新企画!博多「漬けもの」劇場

どもども、おひさしぶりぶり、くりしんです。

オイラ、大衆酒場にくり出すと必ず注文したくなるものがあるんです。

それが「漬けもの」盛り合わせ。

漬けもの、盛り合わせ、といっても店の数だけ「顔」がある。

注文した後は

「この店はどんなヤツがやってくるんだろう」

「やっぱりキュウリはマストかな」

「今日はニンジン、あなたが欲しい」

「ハクサイの浅漬け、来いっ!」

って、勝手にドラマをおっぱじめるわけですな。

 

閑話休題

 

そんな酒場ライフを週に2、3日ペースで過ごしているオイラが、ずーーーっと温めてきた新企画「博多漬けもの劇場」でやんす。

酒場だけでなく、あんな店やこんな店でパチリと収集した”マイ漬けものアーカイブ”から選りすぐりの逸品を一挙に放出。

しかもちょっとクイズ形式っぽく紹介しようかな、という野心を、ここまで書いている段階では勝手に燃やしています。

そうです、もうこれは「漬けもの」の一大叙事詩、いやそんな言葉の枠はとっくに飛び越えて、空も天も突き抜けて「ブラックホールさん、どうもこんにちは」ぐらいのエンタメ世界にいざなおうという試みです、はい。

第1問

 

ココは、ココの「漬物盛合せ」(400円)は王道です、いや鏡です、いや、日本の宝です。

どうですか、ほら。

 

キュウリのぬか漬けにダイコンの浅漬け、そしてハクサイでございます。

キュウリは古漬かりで特に際立つ発酵と酸っぱさ。

もしかするとぬか床にビールを加えてあるかもしれないな。

ダイコンは程よく水分が抜けてパリパリの歯ごたえ。

もうそれだけで旨い。

ハクサイには卓上にある醤油をかけたくなる。

でも、その衝動をグッと心に押しとどめる、「なんでもすぐ醤油」という凶行には及ばないことをおすすめします。

あ、後半戦で「一味唐がらし」は振りかけてもヨカよ。

第2問

「冷凍ものは一切使っていません。早良区の工場で毎日手づくりしています」で有名なこの焼き鳥チェーン。写真を撮ったのはたぶん22号店ですな。

ほら、ご覧なさっておくんなまし。

 

博多焼き鳥界の「漬けもの盛り合わせ」ではビジュアル系ナンバーワン。

梅干しを天守閣とみるならば二色のタクアンは国境か城砦を守る城壁か、その間を流れるのは刻み高菜浅漬けの川、もしくは騎馬、歩兵たちの激闘シーンといったところか。

”戦国感”満点なこの「漬物の盛合せ」は、なんと100円なんです。

もう、常連になるしかないでしょ、ドン、ドドンッ♪

第3問

もしかするとココがいちばんむつかしいかもしれません。天神周辺に系列店がチラホラ。空港にもあったかな。なぜピックアップしたかというと、オイラ的にはカウンターパンチを喰らったからでやんす。

 

「漬け物盛り合わせ」(550円)として運ばれてきたのは、ダイコンの味噌たまり漬けと辛子高菜ですよ、辛子高菜。

居酒屋で、盛り合わせで、辛子高菜は人生でファーストコンタクトでありました。

で、間に薄切りレモンですばい。

このレモンはやっぱり辛子高菜に絞るべきなんでしょうか。

ニューウェイブというか”ネオ居酒屋系”の漬けもの盛り合わせでございました。

第4問

ココは東京を中心に多店舗展開をしている居酒屋チェーン。

福岡には3店舗あって、ここは1年ほど前に六本松にオープンした新店ですな。

コストパフォーマンスというかボリュームに圧倒されました。

 

どーですかお客さん、この「浅漬け盛り」は300円です。

味はいわゆる”エ●ラ浅漬けの素”なんですが、ナガイモがイイんです、ワサビがイイんです。

でね、なんか店の回し者みたいなんですが、これも漬けものなので。

 

「キムチ盛り」は250円。

わかりますか、いわゆるキムチの素はエ●ラっぽいんですが、ポイントは「盛り」の種類ですな。

ハクサイキムチと豚の胃袋「ガツ」キムチの盛り合わせなんですな、うんうん。

第5問

なんか、キムチ漬けのことを書いたらコレも書かないわけにはいかないかな、と。

ココはかつて24時間営業でした。

まあ。このビジュアルを見たらピンとくる方は多いんじゃないでしょうか。

 

卓上に置いてあって、ね。なぜか土鍋で、ね。

ココの味は刻みニンニクのインパクトでしょうか。

けっこうキョーレツだから、また求めちゃいたくなるのねん。

第6問

さて、軸足を”博多”にちょっぴり戻します。

次の問題は「かしわおにぎり」です。

一気に2枚の写真をどどんーんと。

両店ともチェーン店です。

 

こちらは博多駅の地下ですな。

 

こっちは天神・国体道路沿い。

同じ”シアワセの黄色いタクアン”なのですが、カット方法が違う。

しかも、この両店とも、

とてもレアな切り方で感動すら覚えますよね(テメーだけだ!)。

第7問

”シアワセの黄色いタクアン”。

なんなら、ちゃんとしたノーマルカットバーションを見ておきたいですよね。

博多のソウルフード「ふきや」では「やきめし」についてくるんですが、店員さんにいえば、おかわりできるんです、”シアワセの黄色いタクアン”。

そんな”シアタク”(キムタク気取りか!勝手に略すなバカヤロー)が取り放題なのがココ↓

 

で、これはちょっとシュールな画になってしまいました。

カウンターだけの定食屋さんです。

多く取るのにはちょっとした勇気がいります。

その理由は、内緒です。

あと時間帯を間違うと満席になってしまって”シアタク”まで手が届かないといった事態になるので十分ご注意ください。

第8問

定食屋さんつながりということで、コチラをピックアップします。

ここは定食屋さんといっても専門店ですな。

けっこうわかりやすい。

けど、類似店はいくつかある。

ここにきて、ひっかけ問題をくり出すなんてヒドいな。

 

でも、ヒントはもりだくさん。

見極めのポイントは、というと塩辛の色ツヤと切り方、それと小皿の柄かなぁ。

ここは取り放題ですが、注意書きがあります。

かつてこの店で「白飯(中)」だけをオーダーしてこの無料の「イカの塩辛」と「高菜漬け」でランチを終わらせたタクシードライバーと遭遇しました。

北京料理「新生飯店」(天神)の”チャンポン同時一気5杯階段運びおばあちゃん”ぐらいに、オイラのなかでは語り継ぐべき伝説です、はい。

第9問

トリを飾るのはコチラです。

 

町中華ではありません。

60年以上続く老舗の食堂ですな。

メニュー名は「やきめし」です。

で、皿の隅に鎮座するのは”非発酵型漬けもの界”の王様、

「赤い福神漬け」でございます。

一般的にはカレーといえば、でしたが、いつのまにかオイラにとっては”昭和イニシエ食堂”の「やきめし」といえば、になってしましました。

9問10店、全問正解なるか!

 

さ、というわけで、どきどきワクワクの答え合わせターイムです♪

 

 

1 中洲「酒一番」

2 天神「戦国焼鳥家康22号店」

3 薬院「しらすくじら明神丸」

4 六本松「薬師 四文屋」

5 今川「天ぷらうどん」

6 博多駅「大福うどん えきちか店」&天神「うどん居酒屋ウエスト天神店」

7 六本松「多津田食堂」

8 大名「てんぷら だるま」

9 大名「青木堂」

 

さぁ、いかがでしたか。

 

博多「漬けもの」劇場。

 

全問正解者にはもれなく

喜びと祝福のキスをブチューッと差し上げますので、

ご申告いただけたら、これ幸いにございます。

キスする場所は選びません♪

ちょっと、豪華すぎるかなぁ♪

 

くりしん

でぶグルメライター

昭和40年代生まれの自称“でぶグルメライター”。各メディアで執筆中。飲んだら止まらない”ヨッパライター”でもある

 

 

 

 

 

 

 

 

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