
ある雨の降る日に、不思議なシフォンケーキに出会ってしまったお話。 chiffon cake MARIE(南区大楠)
突然ですが、今流行りの「タピオカ」ってドリンクだけではないってご存知ですか。
えっ、なにを言っているのかって?

雨の日に来店。傘さえも映えて見える
その答えは、南区の大楠にあるシフォンケーキの専門店「chiffon cake MARIE」にいけばすぐにわかるはずです。
ただ、甘いものを買って帰りたくて立ち寄ったこの店で不思議な出会いがありました。
2度のリニューアルオープン
2014年にオープンしたシフォンケーキと塩ロールケーキのお店「Tea Time Marie」は
2016年に「chiffon cake MARIE」としてシフォンケーキ専門のお店に生まれ変わりました。
さらに昨年の秋には、ドリンクのテイクアウトができるようにバーカウンターを新設。
六本松のコーヒーショップ「COFFEE MAN」が「chiffon cake MARIE」のためにオリジナルブレンドしたドリンクが楽しめます。
リニューアルオープンした店内は、白とグレーを基調にしたシンプルでおしゃれな空間。
写真映えは間違いなさそうです。
シフォンケーキにまさかのタピオカ!?
ディスプレイの棚には、シフォンケーキが約20種。全て1/2ホールで販売しています。

シフォンケーキがずらーり
定番の「プレーン」や「チョコ」、「バナナ」と並ぶなか、一際目を引いたのが
「タピオカ」の文字でした。
嘘だ……。シフォンケーキにタピオカ?
それもひとつではなく、「タピオカ塩麹」「タピオカ抹茶」「タピオカミルクティ」「タピオカほうじ茶」「タピオカ杏仁」。。
私「ほ、本当にタピオカが入っているんですか……?」
店員さん「はい! もちもちですよ〜」
すごい、すごすぎる。そして気になりすぎる。
店員さんオススメの「タピオカミルクティ」と、この時期限定の「キャラメルオレンジ」のシフォンケーキをさっそくテイクアウトして実食です!
シフォンケーキにまさかのタピオカ!?
まずはやっぱり「タピオカミルクティ」(648円)から。
手で潰さないように触れてみると、軽くふかふかとした生地に少ししっとり感のある感じ。
食べるたびに佐賀県嬉野産の優しい紅茶の香りが広がって、確かにもちもち生地!
タピオカの正体は、見慣れたドリンクに入っているお餅状のものではなく、原料である「タピオカ粉」だったんです。
正直、そのまま入ってるのを想像していました。
想像とは違いましたが、こんなに弾力を感じるシフォンケーキは初めて。
低反発というか、これはこれでむしろあり!
タピオカ、原料であってもその力はおそるべしです。
柑橘の爽やかさがこの季節にぴったりな「キャラメルオレンジ」(702円)は、福岡県産の甘夏とキャラメルチョコチップで甘酸っぱく、アイスコーヒーやアイスティーがきっとすごく合うはずです。
これら「chiffon cake MARIE」のシフォンケーキは、店主の思いから卵、小麦粉、砂糖、牛乳は全て九州・沖縄産のものを使用しているそうです。食材の産地も丁寧に記載されているのはとっても嬉しいですね。
ひと土産にしたいスイーツ
「タピオカのシフォンケーキだよ〜」
何だかこのひと言だけで、喜ばれそう。
しかも安心安全の材料を使って丁寧に焼き上げられているんですから、申し分はありません。
不思議な出会いにきっとみんな笑顔になるはずです。
■店舗情報

店名 | chiffon cake MARIE |
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ジャンル | シフォンケーキ |
TEL | 092-522-5808 |
住所 | 福岡市南区大楠3-17-17 |
交通手段 | 西鉄「高宮駅」から徒歩3分 |
営業時間 | 10:00〜18:00(無くなり次第閉店) |
定休日 | 月・火曜 |
