
【郊外の名店シリーズvol.3】大野城市の「ラーメン一(HAJIME)」 ラーメン一 (HAJIME)(春日市春日公園)
飲みに行くなら春日市へ
- ちょっと足を伸ばして
わざわざ行きたくなる
郊外の名店をシリーズ。
第一回は飯塚市のとんかつ店「うめーや」
第二回は南区鶴田の「すし秀」でした。
第三回目は春日市の「ラーメン一(HAJIME)」を
ご紹介します。
HAJIMEは
JR大野城駅近く
春日高校の近所にあります。
日中は外回りの会社員が
夕方には学校帰りの高校生が
夜は近所のご家族が
ラーメンを食べに訪れるようですが
私はぜひ、天神・博多エリアの人にも
この店に行ってほしい。
なぜなら「安くてうまい」から。
しかし、安くてうまい店は他にもあるので
春日市まで足をのばして飲みに行く理由を
5つ、ご紹介します。
理由①少し歩くくらいがちょうどいい
JRなら大野城駅から徒歩5分、
西鉄なら白木原駅から徒歩15分。
途中、地下通路を下ったり上ったりするので
お腹を空かせるのにちょうどいい運動です。
あたりは住宅地。

宵闇にぼわわんと浮かび上がる看板

入り口はとてもにぎやかで歓迎ムード
店内はカウンターとテーブル席、
奥には座敷があるのでお子様連れでも入りやすそう。

閉店間際に撮影したので無人ですが入ったときにはほぼ満席でした
オープンしたのは3年前。
今年で33歳の店主は
二日市の「暖暮(だんぼ)」で修業した後
大分のラーメン店でさらに経験を積み
地元に帰って自分のお店をオープンしたそうです。
理由②ラインナップがちょうどいい
お昼はラーメン専門ですが
夜は居酒屋メニューもいろいろ。
焼き鳥はバラや皮、つくねなど12種
枝豆、焼きイカ、キムチやっこなど
定番のおつまみが11種、
ニラ玉と豚キムチの鉄板もあります。

シンプルイズベスト
メニューを見て思ったのは
「一切の無駄がない」ということ。
飲めるつまみがあって
焼き鳥があって、〆のラーメンがある。
個性的なメニューがあるわけではないんですが
それがちょうどいい理由だと思いました。
理由③焼き鳥が大きい
そして、串が値段の割にだいぶ大きいんです。
たとえば、豚バラ。

整列する豚バラ3兄弟
一本150円です。
安さでいうと、
一本90円のバラもありますが
その場合、おちょぼ口で食べるくらい。
ここのバラは150円なのに
ひと口で入るだろうか、というくらい大きいのです。
こちらはしそ巻き(180円)

塩コショウのしっかり濃い味
脂が落ちてこれくらいの大きさということは
焼く前はもっと大きかったはず。
これでもかというくらい
ぐるぐると巻かれています。
理由④定番メニューが定番の味
HAJIMEのおつまみメニューは
トマトスライスや塩こんぶキャベツなど
「ザ・つまみ」という定番ばかり。
それでいて、
どれも「ああ、これこれ!」
という定番の味なんです。
たとえば黒豚餃子(350円)

ちょっと焦げている部分がある。それもまたイメージ通りの餃子
こんがり焼かれてカリッとした皮。
酢醤油をつけて口に入れると
じゅわーっとあふれる肉汁。
ラーメン店の餃子を想像したときに
思い浮かべるあの味が
まさにここにあるんです。
ニラ玉も然り。

気泡がぷくぷくとできて、液状の部分も残っている。理想のニラ玉
熱い熱いと言いながら口に含んで
噛むほどニラの風味が広がる。
あのニラ玉。
ここには、誰もが思い浮かべる
定番の味があるんです。
理由⑤シメまでいける
言わずもがなですが
やっぱり一番のウリは
シメのラーメンがあること。
豚骨ラーメン「一」と
辛味噌が入った「赤」の2種類です。

豚骨ラーメン「一」(650円)

ピリ辛肉味噌が入った「赤」(650円)
濃厚なのにスッキリとした白濁スープに
極細のストレート麺。
「赤」は辛いものが好きな人も
満足できるくらいの辛さでした。
学割の内容がちょっと怖い
以上、お酒が飲める大人向けの情報でしたが
もし、学生の読者がいらっしゃったら
行くしかない理由があります。
さすが高校の近くに店を構えただけあって
学割があるんです。
その内容は
替え玉&ごはん
何回でも無料
底なしの胃袋を持つ学生たちが
「何回でも」替え玉とごはんおかわりをしたら
一体、どうなってしまうんでしょう。
■店舗情報

店名 | ラーメン一 (HAJIME) |
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ジャンル | ラーメン、居酒屋 |
TEL | 092-558-1940 |
住所 | 春日市春日公園2-65 |
交通手段 | JR大野城駅から徒歩5分、西鉄白木原駅から徒歩15分 |
営業時間 | 11:00~23:00、月曜11:00~15:00 |
定休日 | なし |
