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【映画・めんたいぴりり応援中!】シモンの「明太フランス」はふくやの明太子がなきゃ誕生しなかった!? 天然酵母石窯パンの店 simon(中央区港)

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  2019/01/12   ※記事公開時の日付です

福岡が誇る「味の明太子 ふくや」のエピソードを描いた「めんたいぴりり」が、ついに映画に!

 

クイッターズ福岡は「映画・めんたいぴりり」を勝手に応援。ふくやの明太子ば使った飲食店やらば、どんどん紹介していくばい!

70年来愛され続けるにはワケがある

1948年に創業した「天然酵母石窯パンの店 simon」。

社長でありシモン一の職人でもある平田健太郎さんは人生の半分以上をパンづくりに捧げています。スペインから職人を呼んで石窯を作ったり、技術を磨くためにヨーロッパを渡り歩いたりと“おいしいパン”をつくるための努力は一切惜しみません。現在は86歳ですが今もなお店に立つ傍ら、専門学校や講演会に講師として足を運ぶことも。

 

その功績が認められ、2003年には福岡市の「博多マイスター(※)」に認定されました。
※ものづくりに関して優れた知識を持ち、市民に対する技能伝承活動に積極的で、意欲のある技能職者を指す

 

店には120種以上のパンが並びます。

 

そんな平田さん、「明太フランス」にはとっても思い入れがあるそうです。

 

 

「ふくや」だから、つくった

こちらが、1日100本は焼き上げるという人気の明太フランス。

 

もちろん、ふくやの明太子です。

 

中までたっぷり。

 

実は、ふくやの創業者である川原俊夫さんは、平田さんの小学校時代の大先輩にあたるそうです。

 

「明太フランスをつくるなら、ふくやの明太子を使う以外に選択肢はない!」と強く思っていた平田さんは、どうすれば一番おいしい状態で明太子が使えるのか、バターやマヨネーズ、スパイスを調合し、何度も試作を重ねました。そしてようやく念願かなって誕生したのが明太フランスだったというわけです。

じゅわっと口の中に広がる明太の風味がたまらない~。

 

 

特許をとらず、明太子がもっといろんな人に愛されるようにと願っていたふくやの川原さんと、パンづくりの技術を自分だけのものにせず、後世に引き継ぐために活動をしている平田さん。シモンの明太フランスは、福岡が誇る職人同士の結晶なのですね。


「映画・めんたいぴりり」は


1月11日(金)福岡先行公開!


1月18日(金)全国ロードショー!

【福岡の公開館】

T・ジョイ博多/中洲大洋/イオンシネマ福岡/イオンシネマ戸畑/イオンシネマ大野城/ユナイテッド・シネマキャナルシティ13/ユナイテッド・シネマなかま/ユナイテッド・シネマトリアス久山/ユナイテッド・シネマ福岡ももち/シネプレックス小倉/イオンシネマ筑紫野/T・ジョイリバーウォーク北九州/セントラルシネマ大牟田/TOHOシネマズ福津/TOHOシネマズ直方/T・ジョイ久留米

 

そのほか詳細はコチラへ!

内川美彩

ライター

あるときはライター、あるときは主婦、あるときはママ……その実態は大盛りハンター。唐揚げと白米に目がない。口癖は「痩せたい」。

 

■店舗情報

店名 天然酵母石窯パンの店 simon
ジャンル ベーカリー、パン
TEL 092-741-6175
住所 福岡市中央区港2-15-5
交通手段 地下鉄大濠公園駅から徒歩10分
営業時間 6:00~20:00
定休日 第2日曜

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