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マンションの奥の奥に潜むブーランジェリー! Boulangerie Patisserie E-ji&co. (中央区大宮)

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  2018/12/06   ※記事公開時の日付です


2018年4月にオープンした「Boulangerie Patisserie E-ji&co.」。アパートを改装した「パサージュ・エフ」内でも特に奥まった位置にある。ちょっと不便でも行きたい、リピート必須の商品を紹介します。

たどり着くまでが愛おしい

2階からは住居になっている

 

中央区大宮、住宅街の中にある「パサージュ・エフ」。

 

築26年のアパートを改装し、カフェやバーが入る施設になっています。

 

静かな町並みのなかに突然現れるので、注意しないと見失ってしまいそうです。

 

この中でも一番奥に、

 

パリのベーカリーってこんな感じなんだろうな、見たことないけど。

 

「Boulangerie Patisserie E-ji&co.」があります。

 

元は雑貨店だったそうです。オシャレな外観に緊張してきました。

 

フクロウがちょこん

 

入ると、思っていたより10倍オシャレでした。

 

空飛ぶホウキまで飾られています。

 

 

店主の上村さんは、熊本の有名店で16年間パティシエとして働いていたそう。

 

レストランではブーランジェリーのシェフを務めていて、今年春に福岡で「Boulangerie Patisserie E-ji&co.」をオープンさせたといいます。

 

手書きのポップにキュンとする

 

パンはハード系がメインです。

 

ピザのように大きなものもありますが、そちらはカットして買えます。

 

これでもかと詰められたチーズ

 

選んだのは「フロマージュ」(378円)。

 

クリームチーズ、ゴーダチーズ、チェダーチーズ、パルメザンチーズ、グリエールチーズを合わせバゲットに巻き込み焼いています。

 

 

オーブンで温めたら、ほら。

なぜ人は溶けたチーズにこんなにも魅了されるのか。

 

 

とろっとろに溶けたチーズがカリカリのバゲッドに絡みます。

 

5種も混ぜ合わせているのに、ライトな味わいでサクサク食べ進められます。

 

バゲットは皮はバリッと、中はしっとりもっちりとヒキが強いです。

 

上村さんに聞くと、加水率を高くして高温で焼き上げることで、この食感を生み出しているとのこと。

 

そして驚くのが、端っこまでチーズが入っていること!

 

写真では見えませんが、手に持っているところまでチーズが詰まっているのです。

スイーツも見逃せない

ショーケースにはケーキも並びます。

 

上段が通年商品、下段は季節のもの

 

右下から目が離せなくなっちゃいました。

 

タルト…なのかこれは。

 

季節限定の「ラフランスのタルト」(626円)です。

 

豪快な使い方にノックアウト。

 

カスタードが溶ける!

割ると、みずみずしいラフランスのなかには控えめな甘さのカスタードが。

 

下のタルト生地もしっとりと柔らかく、フォークでさっくり切れました。

 

ブリオッシュは底まで入っていてボリューミー。

 

「サバラン」(464円)はラム酒に浸したブリオッシュのこと。カスタードと生クリームを合わせていますが、なによりもラム酒の甘さが勝っています。

 

じゅわじゅわ~っとしみ出す感覚がたまりません。

 

アルコールに弱い方は酔ってしまいそう……買う時には注意してくださいね。

 

 

 

 

E-ji&co.で買った商品はパサージュ・エフ内のコーヒースタンド「SUP COFFEE」に持ち込めます。

 

スタンドでゆるりとコーヒーを飲みながらパンとスイーツを食べる休日、憧れるなあ。

 

松崎汐里

ライター

スイーツ女子?そんなの関係ねぇ!甘いものよりもお肉。もっと好きなのはお魚!米とおかずの黄金比を求め福岡の街をさまよい歩く。食への思いは誰にも負けない新卒ライター。

■店舗情報

店名 Boulangerie Patisserie E-ji&co.
ジャンル ベーカリー、パティスリー
TEL 092-406-9279
住所 福岡市中央区大宮1-6-17
交通手段 西鉄平尾駅より徒歩7分
営業時間 10:30~19:30
定休日 火曜(祝日の場合は変動)

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