旅行や日々のグルメ探訪に!ライターが自腹で本気レビューする福岡のレストラン情報

〜8/31まで! ツナパハに期間限定カリーが登場 不思議香菜 ツナパハ (中央区天神)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

  2018/07/16   ※記事公開時の日付です

 

 

小さいころはシートン動物記が好きでした。

『サンドヒルのシカ スタッグ』や『クマの子ジャッキー』、『イノシシの勇者 ホーミィ』を読んでは空想の中で彼らと野山をかけ合い、友情を深めていました。

本の世界に没頭するあまり、「動物(友達)は食べたらかわいそう」と思って肉断ちをしたこともあります。

そんな私ももう25歳。

 

 

「ジビエ?美味しいよね!」

 

 

スタッグ、ジャッキー、それからホーミィ。彼らの思い出を胸に、今日も美味しくお肉をいただきます。

本題はツナパハのカリー

お昼はいつも女性客で賑わうツナパハ。17:00までランチタイムをやっているので、午前中の予定が長引いた時も、急ぎ足で行かずにすむのも魅力の1つです。

いつもは迷わずスリランカカリーセット(970円)を頼むのですが、「期間限定」と言われたらこちらに挑戦せずにはいられません。

 

こちらはカリー単品のお値段ということで、ライス(330円)を追加して注文しました。

 

 

いつもこのお店では、カリーが運ばれてくるや否や鼻の奥にココナッツの甘い香りがほんわり広がります。
しかし、今日のカリーはいつもと違うのです。山のゴツゴツした石同士を擦り合わせた時の、荒々しい匂いを嗅いだときに近い。なんと言うべきか、「オラオラ系」な香りに包まれていました。
せっかくなので横からのアングルも。

 

分かりにくいですが、ソースの上部5ミリほどは油。しっかり混ぜてから食べます。

 

 

 

ご飯は相変わらず、エアーズロックのように盛られています。

 

 

驚くべきは、このカリー、なんとお肉しか入ってないのです。
スプーンで何度カリーソースをすくっても、乗ってくるのは肉、肉、肉。
ジャガイモや豆のトッピングはありません。
なかなか噛みごたえもあり、イノシシのあーんな部位や、こーんな部位が口の中で混ざりあいます。
確かにスパイシーな辛さもあるのですが、それよりもソースが「重く」感じるほうが気になる。
 ひと口食べるだけで、3口分くらいの食べ応えがあります。
並盛りなのに大盛りと同じマンプク感を得られるのです。

 

ちなみに

スタッフの方が言うには、このカリーは他のカリーのトッピングとして食べるのがオススメなのだそう。
なるほど、だからランチセットではなく単品で載ってたんですね。
まだお皿にカリーソースが残っていたら追加でカリーを頼んだところでしたが、お皿に残るのはイノシシの油の香りのみ。
ただいま、一緒にお皿をシェアしてくれる「カレ友」募集中です。

 

前田桜子

ライター

自称“踊るライター”。アルゼンチンタンゴと読書をこよなく愛し、酔うとおもむろに「神田川」を歌いだす。和食、洋食、辛いものに甘いもの、何でもござれ。

 

■店舗情報

店名 不思議香菜 ツナパハ (TUNAPAHA)
ジャンル スリランカ料理、カレー
TEL 092-712-9700
住所 福岡市中央区大名2丁目1-50
交通手段 西鉄福岡駅(天神)から徒歩5分
営業時間 ランチ:11:30~17:00
ディナー:17:00~22:30
定休日 基本無休

関連記事
Related article