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飲まずにいられない! 自家製のパテやソーセージ、希少なビールを味わえるドイツ料理店 ZUR STADT MAINZ(中央区薬院伊福町)

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  2018/07/04   ※記事公開時の日付です

2週連続で味わったランチがこちら、
ドイツ料理店の「ZUR STADT MAINZ(シュタットマインツ)」です。
ワーキングピープルがランチに行くなら断然、週末がいい。
平日に行ったら会社に戻れなくなっちゃいます。
ドイツビールと肉。最高の組み合わせが待っているのですもの。

ビールが飲みたいビールが飲みたいビールが飲みたい


ランチメニューは3種。
・Aランチ(1200円)
サラダ盛り合わせ、選べるメイン、パン、コーヒー
・Bランチ(1600円)
前菜盛り合わせ、本日のスープ、選べるメイン、パン、コーヒー
・Cランチ(2500円、要予約)

メインは焼ソーセージや豚肩ビール蒸しなど7種から選べます。
豚ロースグリルは+300円、ハンガリー産鴨のローストは+500円。


ドイツビールを。
右のヴュルツブルガーホフブロイは、
九州ではここでしか味わえないのだそうです。
軽い飲み口で爽やか、ごくごく飲みたい一杯でした。
左はケストリッツァーという黒ビール。
まろやかな苦味でコクがあります。
料理と合わせてゆっくりと楽しみたいビールでした。

前菜盛り合わせは加工肉のテーマパーク


白レバーのパテ、アイスバイン、鶏のテリーヌ、豚トロ、鶏ハム
など、自家製の加工肉が盛られ、マッシュポテトとレンズ豆、
キッシュ、サラダが添えられています。なんて楽しい一皿!

アイスバインはベルリンの名物で、
豚すね肉を香味野菜で煮込んだものです。
ハムはしっとりした肉質で、テリーヌはプリンとした歯触り、
食感の違いも、味わいの違いもさまざまで、
まるで口の中が遊園地のよう。

※イメージです


カトラリーはここにありました。
テーブルの引き出しにあるのがニクイ。


艶のある、皮がパリッとしたパンは自家製です。


中の生地はもーーーっちりとした食感で
ぎっしりとつまっているのだけれどフワフワ。
ほんのり塩気と甘味があり、皮の香ばしさと相まって、
パンにばかりつい手が伸びます。
ただ、おかわりは難しいので配分にご注意を。
ランチ用に焼いているため、数が余分にないのだそうです。
売ってあったら間違いなく買って帰るなぁ。


ちなみに、前週の盛り合わせはこのような一皿でした。
盛り付け方もお皿も違って、嬉しいな。


今日のスープはグリーンピースの冷製。
豆のみずみずしい味わいが生きたクリーミーな一品でした。

肉のパラダイスだ。


ブラートブルスト(焼ソーセージ)は
豚肉の主張が強い。旨みをじわっと感じ、


シュバイネブラーテン(豚肩ビール蒸し)は
さっぱり爽やかな味付けです。


豚肩ロースの煮込みはやわらかくジューシー。
シュバイネブラーテンと同じくなんて軽やかなのでしょう。


ドイツ風オムレツにはベーコンとジャガイモがごろごろ。
とんでもないボリュームです。


豚ロースのグリルは香ばしく、脂身、肉、ペッパーの
塩梅がちょうど良くて、味わいが美しい。

こちらのドイツ料理は引き算の料理というか、
味付けが優しくて肉の味が思いっきり楽しめます。
食べた直後にもう一口が恋しくなる。
帰る頃に「あれ、もう一度食べたいな」という気分になるのです。


(白ワインを追加)

見た目も優雅な前菜からスープ、メインまで味わって、
シメのコーヒーでゆったりくつろぐ。
これで1600円なんですもの。
プラス、ビールでいい気分。
素晴らしい週末の始まりです。

奥永智絵

ライター・エディター

福岡市で活動するライター・エディター。

■店舗情報

店名 ZUR STADT MAINZ シュタットマインツ
ジャンル ドイツ料理
TEL 092-521-5011
住所 福岡市中央区薬院伊福町11-1 KAZビル2F
交通手段 地下鉄薬院大通駅から徒歩5分
営業時間 11:00~15:00(OS.14:00) 、18:00~23:00(OS.22:00)
定休日 月曜

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