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西通りプリンに期間限定スイーツが登場 西通りプリン(中央区大名)

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  2018/05/30   ※記事公開時の日付です

「お母さんの手作りプリンを再現したい」
「西通りプリン」の商品にはそんな思いが込められている。
実際、お母さんがプリンを作ってくれる家庭がどれだけあるのか知らないが、それでも「お母さんの味」と聞くと、なんとなく泣きたいような嬉しいような気持ちになる。
しかし「西通りプリン」から期間限定で登場したこのプリンは、ふるさとの懐かしさよりも、他人には言えないヒミツの関係を想像しちゃうのだ。

その名も「黒い愛人」

見た目からして「お母さんの懐かしい味」というよりは「お姉チャンの刺激的な味」を想像する。お店の一番人気はこの「黒い愛人」(350円)なのだとスタッフの方に教えてもらった。

今回はスタンダードなカスタードプリン「ポシェ」(280円)も買い、食べ比べをしてみた。

 

いざ、食べ比べ


まずはスタンダードな「ポシェ」から。
唇に触れた瞬間、トゥルッと口の中に滑り込んでくる。思ったより弾力があるので、舌の上でぷるんぷるんと踊っている。
上のカラメルソースは苦味が強く、プリンの甘みの引き立て役というよりは、お互いに味を主張し合っている感じがする。それでも食べていて不快な感じは一切ない。むしろカラメルソースの主張の強さがだんだんクセになってくる。


いよいよ「黒い愛人」に手をつける。見た目はホイップクリームと竹炭入りプリンの二層になっていて、まるで白いピュアな心の下に真っ黒な欲望が隠れているようである。

白と黒をすくい取り、ぱくっ。

コーヒーリキュールの味が際立っていて、「ポシェ」より甘い。名前と見た目から、なんとなくほろ苦い味を想像していたので不意打ちでやってきた甘さに舌が意表をつかれた。
口の中ではホイップクリームの甘さと、割と強く残っているアルコールの風味が混ざり合って、甘いお酒を飲んでるような気分になる。
「3時のおやつというよりは、夜のデザートにしたいナァ」と思いつつも、本日2個目のプリンをぺろっと完食。

最後に

「黒い愛人」が出たんだから、次はどんな名前の商品が登場するか考えてみた。
・ 尊い友人
・短いニンジン
・青くさい達人
・よこしまな新人
・色っぽい隣人

……挙げ始めたらキリがないので、これくらいにしておこう

前田桜子

ライター

自称“踊るライター”。アルゼンチンタンゴと読書をこよなく愛し、酔うとおもむろに「神田川」を歌いだす。和食、洋食、辛いものに甘いもの、何でもござれ。

 

■店舗情報

店名 西通りプリン
ジャンル スイーツ・プリン
TEL 092-712-2202
住所 福岡市中央区大名2-1-59
交通手段 地下鉄天神駅から徒歩7分
営業時間 日~木 11::00~21:00 金・土 11:00~21:00
定休日 年末年始

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