
1日5時間だけオープンする、ママのお店で癒しのランチ ASAKOめし(中央区六本松)
念願のママの味
ふいに母のごはんが恋しくなる日があります。
実家にいた頃は親の作るご飯にケチをつけ、
「今日はこんな気分じゃない」とか「食べ飽きた」とか言っていたのに。
実家を出た途端あんなにケチをつけていた母のごはんに、無性に食欲を掻き立てられるから不思議ですよね。
そんな時に見つけた、地下鉄六本松駅から徒歩2分、六本松西交差点にある『ASAKOめし』。
「ママのつくるごはん屋さん」という言葉がずっと気になっていて、今回念願で来店できました!
それもここ、立て看板の通り11時から16時までの5時間しかオープンしていない六本松の穴場ランチスポット。
夜はオーナーさんが変わり『chrono(クロノ)』というオシャレなバーに変身するので
店内にはバーカウンターも。もちろんこの後ろにゆったり座れるテーブル席もありました。
本日のお目当て
この日、私は11時15分ごろ入店。開店から15分後に駆け込んだ理由は
そう!1日10食限定の煮込みハンバーグが食べたかったからです。
『ASAKOめし』のランチメニューはA、B、Cの3種類あります。
A、煮込みハンバーグ(850円)
B、週替わりランチ(850円)
C、糸島卵のふわとろオムライス(800円)
どれもコラーゲンスープと糸島産野菜サラダが付いてくる、
リーズナブルで素敵なセット。もちろんあさこさんの手作りです。
この日のB、週替わりランチはタコライス。
そして店主自慢のC、糸島卵のふわとろオムライスももちろん気になりました。
ただ、今日の私の心は「10食限定」という文字と、懐かしい母の味を求め煮込みハンバーグへ。
物心ついた頃からカレーや肉じゃがやきんぴらごぼうと同じように馴染み深い、定番の家の味ってありますよね。
あさこさんの煮込みハンバーグはどんな味だろう。
お待ちかねの煮込みハンバーグ
注文して5分ほど、すぐにきました。
洋食店のようにお皿に盛られたライスではなく、
お茶碗のごはんというところでもうすでにほっと一息つけます。
それにサラダとスープと……「スープ、ん!?
ここに手羽先!」ちょっとびっくりしました。
コラーゲンスープって鶏のことだったんだ。
玉ねぎも入ったあっさりスープで、手羽先はプルプル。これは明日のお肌に期待です。
そしてそして、煮込みハンバーグ。
有り余る程のソースに浸かったまんまるじゃない、手作りのあったかいかたち。
デミグラスに包まれていても、それが伝わってきて小さな頃を懐かしく思い出します。
母がきれいに成形したハンバーグのたねの真ん中に、人差し指を当ててくぼみをつける。
深く押しすぎてまるでドーナツのようになったハンバーグでもあの頃は大満足だった。
あさこさんの煮込みハンバーグからもなんだかそんな懐かしさを感じ、さっそく箸を入れると
もう、ほろほろ。5cm程の厚みのハンバーグにすっと箸が通りました。
主役は玉ねぎとひき肉のシンプルなたねで、変化球なしの優しい味。
デミグラスソースはあくまでも控えめに徹し、でもしっかりとハンバーグを引き立ててくれています。
お店なのに家で食べているかのような安心感に包まれ、おなかも心も癒されました。
そしていつもの糖分補給
もう少しだけここでゆっくりしたいな。
ランチにプラス300円でデザート・ドリンクセットに変更しました。
その日のデザートはあさこさんが教えてくれます。今日はバニラアイス&マロンクリーム。
思わず笑顔が溢れるのは、甘いデザートのせいだけではないのかも。
今日ばっかりはそんな気がします。
あさこさんのごはん、私にとっては『福岡の母の味』になりそうです。
恋しくなったらまた食べに来よう。
■店舗情報

店名 | ASAKOめし |
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ジャンル | ランチ、煮込みハンバーグ |
TEL | 092-713-3599 |
住所 | 福岡市中央区六本松2-13-5 CROSS BLD.1F |
交通手段 | 地下鉄六本松駅より徒歩2分 |
営業時間 | 11:00-16:00 |
定休日 | 火曜日 |
