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併設のカフェは満席続き! 室見川ほとりの超人気ベーカリー BLUE JAM(早良区田村)

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  2018/04/25   ※記事公開時の日付です


プレゼントしたくなるパンだ、と思いました。
スタイリッシュな店内に、やや小ぶりで見た目も美しいパンが
何十種類も並ぶ様子はまるで、雑貨店やジュエリーショップの
ようだったから。


地下鉄次郎丸駅から徒歩で約20分、
室見川のほとりにある「BLUE JAM」は、
パン好きなら間違いなく、はずせない店です。
なぜなら。

注目のパン職人がプロデュース


東京にある行列の絶えない人気ベーカリー「365日」の
オーナーシェフがプロデュースし、365日で修業したシェフが
パンをつくっているそうです。


国産小麦粉、国産バターを使い、
添加物は極力とらないようにと、
餡子やカスタード、ベーコンやハム、マヨネーズも自家製。


手間暇がかかっていることは、一口目でわかるはずです。
久しぶりに、パンを食べて幸せな気分になりました。


購入したパンは2階のカフェでイートインできます。

きらきら光る水面が美しい


カフェスペースにはテーブル席、ソファ席、テラス席があります。
土曜の午後は、大テーブル以外は満席でした。
椅子に座り、外の室見川、木々、原っぱを眺めると
ほっとくつろぎます。緑がいっぱい。


カフェにはオリジナルブレンドコーヒー(400円)や
阿蘇ジャージー牛乳(400円)、有機国産レモングラスティー(500円)
青森県産すちゅうべん100%ぶどうジュース(500円)などの
ドリンクメニューのほか、デザートやスープもそろいます。
ドリンクにも「有機」や「無農薬」などの言葉がちらほら見えて、
素材に気を遣っているのが伝わります。


おともセット(自家製ジャム、バター、オリーブ油)200円、が
いいですね。これで焼きたてのパンを食べたい!
ランチタイムにはハンバーガーなどもあるようです。

カウンターにおいてある皿を取り、さきほど買ったパンをのせます。


ラムレーズンサンド(260円)の生地はもっちり、
加水率の多いタイプ。皮までふわふわです。
クリームはミルクが多く、ラムが控えめに香るバランスが
老若男女に好まれそう。


生チョコクリームパン(190円)は、
見た目がドラゴンボールっぽくて、つい。
中に入ったクリームはチョコレートが濃く、
贅沢な味わいでした。

写真を撮り忘れましたが、
子どもに最も人気のリッチメロンパン(162円)は
クッキー生地がさくさくで、中はしっとりふんわりとした食感。
発酵バターを使っていて口溶けがよく、
ミルクとバニラの香りがふんわり広がります。

置いておくとあっという間になくなる

持ち帰って家で味わうときはちょっとトーストすると
焼きたてのようになりますよ。


フォカッチャ(180円)は、驚くほど軽い!
プレーンな生地はほんのり塩気があって食事に合いそうです。


チーズフランス(240円)はどっしり重みがあります。
こちらも加水率の高い生地でもっちり、もちもち。


チーズがたっぷり入っています。


角食パン(267円)はこのサイズがかわいらしい。


よく見るサイズの食パンの、2枚分といったところでしょうか。


生地は密度が高く、バターが香ります。
口溶けが良くて、あっという間になくなるかも……。


この、レジ横にあったスコーン(84円)も
粉の風味、控えめな甘み、バターの三重奏で
なんて上品だったことか。

一つ一つ、素材の味わいがしっかりとしていて、やさしい。
「1個食べようかな」と思っても2個を、
「明日食べようかな」と思っても今日、食べてしまう。
また行きたいベーカリーです。

ちなみに……

敷地内にある

カエルは、まぁ、カフェっぽくはありますが……


なぜここに金次郎さん?ベーカリーができる前からいらしたのかしら。

奥永智絵

ライター・エディター

■店舗情報

店名 BLUE JAM
ジャンル パン、ベーカリー、カフェ
TEL 092-861-5888
住所 福岡市早良区田村3-1-41
交通手段 天神から車で約30分、地下鉄次郎丸駅から車で約5分、徒歩18分
営業時間 8:00~18:00
定休日 なし

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