
ビストロ・ミーヌ(旧gaza)で知ったこと ビストロ・ミーヌ(中央区荒戸)
先に言います
私です。決してフレンチに詳しいわけではないんですけど。
それでも、とても良いお店だったから書きたくなってしまいました。
ビストロ・ミーヌは、大名にあった「gaza」が移転したお店です。
前菜はイイダコのうま煮、コールスロー、あと一つはケークサレ。
イイダコは純和風。味がよく染みて、もっちりと柔らかく崩れます。
正直コールスローはそんなに好きじゃないんですが、おいしかった!
酸味がなくまろやかで、すっきりした甘さ。フルーツビネガーでしょうか。
テリーヌ3種(1200円)。手前から時計回りに鶏レバー、サバ、豚肉のテリーヌです。
鶏レバーのテリーヌがホイップバターのようでした。
ふわふわで、濃厚。すーっと溶けていってしまいます。
「ほうれん草ときのこのキッシュ」(680円)。
こちらは1/3カットです。
具は定番ですが、ぎっしりと詰まっています。食べ応えのある1切れ。
先ほどのテリーヌと同様、ラペがおいしい!
紫キャベツのぶんはナッツのような香りがしていましたが
こちらのニンジンのラペはオレンジの味を強く感じます。
ミネストローネはシュエという、弱火でじっくり炒め煮する方法でつくられています。
スープには凝縮された野菜の甘みがたっぷり。
「豚ノウミソのムニエル」(1200円)。
外はカリッと、中は白子のようにとろとろで濃厚。
焦がしバターソースが絡んで、さらにうまみが……!
「フランス産ミスジのステーキ」(1800円)。
もう。写真で味わってください。
「ガトーショコラ」(550円)は手前がレア、奥がスフレタイプでした。
2つを食べ比べて、ワインを飲んで。とにかく酒が進む。
金柑の甘露煮もまた、さっぱりとつくられていて食後にぴったりでした。
いろいろ書きましたが
つたない文章でいろいろ書きましたが、一番書きたかったのは
店主のミネさんがとっても素敵な方である、ということでした。
普段あまりおしゃべりされない方で、無口な印象なのですが
料理について質問するとヒゲだらけの口をにいーっと口角をあげてとことん話してくださいます。
そしてお2人だけでしているという店とは思えない、手間のかかる料理の数々……。
そんな真摯な方がつくった料理を味わえるお店。すっごく好きになってしまいました。
■店舗情報

店名 | ビストロ・ミーヌ |
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ジャンル | ビストロ |
TEL | 092-724-5007 |
住所 | 福岡市中央区荒戸2-1-1 |
交通手段 | 福岡市営地下鉄大濠公園駅より徒歩10分 |
営業時間 | 12:00~13:30、18:00~22:30 |
定休日 | 月(火曜はランチ休) |
