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【もしかして日本初?】衝撃の「カレーうどん丼」(730円)@西鉄春日原「テルミナビル」グルメストリート 一喜(春日市春日原)

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  2018/02/11   ※記事公開時の日付です

だれか、教えてください

我慢できなかったんです。
あんなポップを見せられて。

期待を裏切られたような
いや、期待通りだったような……。

正直言って、何が正解だったのか
自分でも分からないんです。

もしも、分かる人がいれば教えてください。

「あのうどん」の正解を。

西鉄春日原駅西口から徒歩1分

その、問題の「うどん」があるのはこちら
春日原駅前グルメストリート「テルミナビル」の中です。

食堂やラーメン店、カフェやもつ鍋店が並ぶ通りの
突き当たりにあるのが「うどん蕎麦 一喜(いっき)」。


木製の扉、「自家製麵」ののぼり、「一日一麺」の標語。
ぱっと見た感じではスタンダードなうどん店に見えます。

入口付近の壁にはメニューがずらりと載った看板が。
「鍋焼きうどん」に「キムチうどんチゲ」
どれも写真付きでおいしそう。

でも、ここからなんです。

※写真中央にご注目ください。


最初は気のせいかと思ったのですが
間違いなく「カレーうどん丼」の断面図が描かれています。

ボリュームたっぷり!!

730円

そして山いも。

そりゃあ、ライターですから

確かめますとも。
自分の目でみて、食べて、伝えるのが仕事です。
迷うことなく引き戸を開けました。

見まわしても「カレーうどん丼」を
食べている人は一人もいません。
もしかして、看板メニューじゃないのでしょうか。

カウンターに座ってメニューを見ると

左上です!
「カレーうどん丼」
やっぱり、店主イチオシなんですね。

ちなみに裏面は

うどんと蕎麦、カレーなど30種以上をそろえています。

「どん」の連続が言いにくいので

「カレーうどんをください」となるべくはっきり言うと
さっそく、大将がシャリシャリシャリ、と山いもをすりおろします。

そして登場したのが


あれ。

の部分が聞き取れなかったのかな。

でも、さっき山いもをする音が聞こえたし。

箸を取って麺をすすると。

あ!

でてきた!

ごはんです!

間違いない。これはカレーうどん丼だったのです。

ええっと、じゃあどこかに山いもが。

入ってる!
ごはんとカレーうどんの間に山いもが入っています。

でも、何のために?
……分からなくなってきました。

「カレーうどん丼」は麺を具としてごはんと絡めながら食べるのか
それとも、一緒くたにならないように山いもでフタをしているのか。

器は直径30センチ程。
深さはそれほどありませんが、メニューに書いてあった通り「たっぷり!!」

自家製麵はコシのある太麵でコクのあるカレーと見事に絡みます。
時折、山いものネバネバも麺に絡んできますが、カレーに負けて山いもの風味はあんまり感じられませんでした。

必死で麺をすすっていると、気づけばこんなことに。


せっかくの「カレーうどん丼」。
「カレーうどん」と「カレーライス」を別々に食べた気分です。

皮肉にも、視線の先にはおすすめセットのポップ。
悔しくて文字がにじんで見えました。

進化論とカレーうどん

お会計を済ませた後、お手洗いに立つと
トイレにこんな書がありました。

もしかして、これは大将からのメッセージ?

日本に「カレー」が伝わったのは明治時代。
それから約30年後に「カレーうどん」が生まれたと言います。

うどん店のメニューとして「カレーうどん」がメジャーになった今
変化に適応した結果、「カレーうどん丼」が誕生した、
のか??

だれか、教えてください……!

古林咲子

はらぺこライター

さっき食べたのにね。なぜだかいつもお腹が減ってしまう。そんな特色を活かして福岡市内のカフェ、バー、居酒屋を転々としている。

■店舗情報

店名 一喜
ジャンル うどん、カレー
TEL 092-575-0598
住所 春日市春日原北町3-58-1 テルミナビル 1階
交通手段 西鉄春日原駅 西口から徒歩1分
営業時間 11:30〜21:00
定休日 木曜

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