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懐かしいようで刺激的!中毒性の高い薬膳カレー バングラデシュカレーと雑貨の店‐ハイダル‐(中央区警固)

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  2018/01/27   ※記事公開時の日付です

福岡スパイスカレー界の老舗

今でこそ、いわゆる欧風カレーではないスパイスカレーの店は多くありますが、ほんの8年ほど前はハイダルさんと高砂のスパイスロードくらいしかなかったそうです。
名前の呼び捨てのようで気が引けるので、なんとなくさん付け。

場所は警固本通りから筑紫女学園の手前を左に曲がって少し行ったところ。

昭和を感じさせる2階建てアパートにバングラデシュの国旗が目立つ外観です。
家に入る前からアットホームを感じます。

木のぬくもりを感じる店内は広々としていて落ち着きます。

メニューは薬膳カレーがメインで、サラダと紅茶がセットで付きます。
10種類ほどあるカレーは具が違うだけではなく、すべてスパイスの配合で味を変えてあるそうです。

鶏肉と牛肉を使った薬膳ダブルカレーにしました。
筆書きのメニュー、字が綺麗で見やすい!

まずはサラダ

お酢の効いたコールスローのような。クミンとブラックペッパー入ってます。

続いてカレー


丼みたいな器。たっぷり入っている感じで嬉しくなります。
スプーンは栗の木でできていて、金属スプーンとは違い口当たりが柔らかいですね。

ビジュアルは野菜を細かくして煮込んだおうちカレーに近いものがありますが、全く別物です。
たくさんのスパイスとスープの旨みで奥深い味。
食べて時間差で来る辛み。
奥の方でちょっと酸味。
肉と野菜はホロホロで原形をとどめていないのに存在はしっかり主張しています。
スパイスは丸ごと残さず食べるのがハイダル流。さすがにシナモンの塊は残したけど。

薬膳らしく、身体の奥から何かがわいてくる感覚と体温の上昇を感じます。
ぬくもりのある刺激。辛い、けど優しい。
そして、流れ出す鼻水。

食後に


お米のプリンと温かいチャイが来ました。程よい甘さで刺激に耐えた口の中を鎮めてくれます。

あぁ、まったり。

ハイダルさん曰く、お米は秋月の契約農家から直接仕入れたもの。
壁にはハラールマークが掲げられているので、食材にはかなり気を使っているのでしょう。

カレーのランチで1800円?
正直お高いなと思っていましたが、これだけ食材にこだわりがあって手間暇かかっていたら、納得です。

コアなハイダルファンは週2,3回は必ず食べに来ていて、食べないと身体の調子が悪くなるそうです。
ハイダル依存症に注意しましょう。

檜原尚

タイマッサージセラピスト、カレー屋見習い

個人サロン“タイ古式マッサージロータス”を営みつつカレー屋に憧れ、“ヒノキハラカリー”として間借りなどでカレー活動しています。ビールとウイスキーが大好物。目標はタイマッサージとお酒とカレーを融合した店を出すこと。

 

■店舗情報

店名 バングラデシュカレーと雑貨の店 -ハイダル-
ジャンル カレー
TEL 092-714-0758
住所 福岡市中央区警固2丁目9−10 コーポ 山崎 1F
交通手段 地下鉄七隈線桜坂駅より徒歩9分
地下鉄空港線赤坂駅より徒歩15分
西鉄バス警固町バス停より徒歩4分
桜坂駅から633m
営業時間 11:00~15:00
17:00~22:00
定休日 火曜日

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