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実録グルメドラマ「チャーハン放浪記」 vol.2  天国にいちばん近い店 天神炒飯(中央区大名)

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  2018/01/13   ※記事公開時の日付です

夢のチャーハン専門店

 

漂泊の想いやまず、くりしんです。

 

ホーロー第2回目でござる。

 

2015年8月にオープンした「天神炒飯」に久しぶりに行ってきました。

 

場所は元「ボン田中」(カレー専門店)ですな。

 

大名の大正通り沿いにある。

 

なんとココはChinese fried rice

 

そう、チャーハンの専門店なんです!!

 

実はオイラ、

 

「チャーハンの専門店をオープンして儲ける」

 

というのが、小学3年生からの野望でした。

 

儲けているかどうかは定岡正二、いや定かではありませんが、

 

ココはそんなくりしんの夢を実現してくれた店でやんす。

 

サイドメニューはありません。

 

チャーハンのみ!

まずはベースのチャーハンを選ぶ

ココはオイラにとって、まさに”チャーハンパラダイス”。

 

なんと、4種類もあるんです、チャーハンが。

 

「和風チャーハン(塩ベース)」580円

 

「中華風チャーハン(醤油ベース)」600円

 

「豚キムチチャーハン」650円

 

「高菜チャーハン」600円

 

米はチャーハンに適した粘り気が少ない佐賀県産「夢しずく」、

 

卵は福岡県朝倉郡のブランド養鶏卵「輝黄卵」を使っているそうです。

 

大盛りはプラス100円、小盛りはマイナス50円と、

 

なんとも正直な商売をしていますな。

 

チャーハンにはスープとミニサラダが付いてきます。

全10種類のトッピング

 

え? 天国っていうほどのレベルじゃないだろって?

 

いやいや、これはあくまでもベースとなるメニューですばい。

 

たまげちゃいけませんよ。

 

なんとチャーハンに全10種類のトッピングができるんです!

 

 

「あんかけ」(250円)が4種類

 

「麻婆豆腐」「牛焼肉」「エビチリ」「カレー」

 

そのほかに6種類

 

「牛ステーキ」(250円)「牛タン網焼き」(200円)

 

「チャーシュー」(180円)「唐揚げ」(180円)

 

「チーズ」(120円)「半熟玉子」(100)「刻み青ネギ」(100円)

寡黙なチャーハンメーカー「回転ドラム式鍋」

 

で、今回オーダーしたのは、

 

ベースはいちばん値の張る「豚キムチチャーハン」の大盛り750円。

 

「あんかけ」メニューはスルーして、

 

そのほかのトッピング全6種、

 

牛タン網焼き、チャーシュー、唐揚げ、チーズ、半熟玉子、刻み青ネギ

 

をオーダーしちゃいました。

 

 

 

厨房にはリンガーハットなどのキッチンで見かける回転ドラム式鍋がありました。

 

どうやら、そのなかで「和風チャーハン(塩ベース)」が大量生産されている。

 

つまりは、すべてのベースとなるチャーハン=和風チャーハン、ってわけです。

 

注文がはいると、仕上げに中華鍋で炒めて完成するオペレーションでやんす。

 

その他のチャーハンのオーダーがはいると「和風チャーハン(塩ベース)」に味を足すんですな。

これ、ホントに大盛りか?

 

 

やってきました。

 

 

「豚キムチチャーハン大盛りトッピング全部のせ」(1600円)

 

大盛りのわりにはチャーハン自体の量は少ないぞ。

 

豚キムチチャーハンの表面全体を覆い尽くすトッピング全6種類たち。

 

てっぺんにはとろけるチーズ、半熟卵、刻み青ネギ。

 

青ネギの下に隠れているのは、厚さ8ミリの炭火焼き牛タン1枚。

 

皿の手前、チャーハンマウンテンの麓に、

 

大ぶりの豚バラチャーシュー2枚、もも唐揚げ2個が「肉の壁」をつくっている。

 

スープとサラダは小ぶり。

 

 

まずはふたくちでサラダを平らげ、スープをぐびぐびと飲み干した。

 

青ネギの山をスプーンで散らす。

 

半熟卵はいつどうするかが問題ですな。

 

とろけるチーズは冷めると固まっちまう。

 

牛、豚、鳥の肉の三重奏をどう楽しむか。

 

やはり、まず確かめるべきは、

 

ベースとなる豚キムチチャーハンのテイストだろう。

アブラガタリナイ

 

いやあ、もうトッピングはエンジョイ島倉千代子(オヤジギャグ訳 しまくり)でしたなぁ。

 

炭火焼き牛タン、もも唐揚げ、豚バラチャーシュー、

 

さらに豚キムチですから。

 

チーズと半熟卵は「鉄板トッピング」だしね。

 

惜しむらくは、

 

テーブルの”味変アイテム”が、

 

「粉末黒コショウ」と「チャーハン用柑橘酢」のみ。

 

個人的には「ラー油」が欲しかった。

 

なぜなら、チャーハンの米はパラパラで軽かったのです。

 

いわゆる街の中華屋さんの「ラードたっぷり感」がない。

 

そう、デブには脂が足りなかったのです。

 

「トッピングでじゅうぶん油分をとってんだろ!」と言われても、

 

やっぱりチャーハンの主役は米粒なんですよね、はい。

 

最後まで使うタイミングが分からなかった「チャーハン用柑橘酢」。

 

しょうがないのでコップの水に足して、

 

「チャーハン用柑橘酢ウォーター」として飲み干したのねん。

 

だって、酢水はカラダにいいからねぇ。

くりしん

でぶグルメライター

昭和40年代生まれの自称“でぶグルメライター”。各メディアで執筆中。飲んだら止まらない”ヨッパライター”でもある

 

■店舗情報

店名 チャーハン専門店 天神炒飯
ジャンル チャーハン専門店
TEL 092-753-6605
住所 福岡県福岡市中央区大名2ー3ー9
交通手段 地下鉄「赤坂駅」より徒歩1分
営業時間 11:30~22:30
定休日 不定休

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