
路地裏ファンタスティックカレー 路地裏カレー Tiki(中央区渡辺通)
天神で美味しいスパイスカレーが食べたい。
でも商業ビルに入ったり、地下街や西通りを歩いたりしたくない。
そんなときはTikiりましょう。
ただし12時台は行列覚悟、14時前には売り切れて閉まっている場合もあるので、サクっと食べるには11時頃か13時過ぎくらいを狙うといいかもしれません。
難易度高めな隠れ家
場所は国体道路の大丸の向かい側、フレッシュネスバーガーのある角から南に入って少し行ったところ。赤い壁の“焼肉金剛園”が目印です。
控えめな看板を見つけたら、脳内で隠し通路を見つけたときの効果音を鳴らしましょう。
え、ここ大丈夫?人んちの玄関じゃない?と不安に思うかもしれませんが、勇気を持って前に進みましょう。
ダンジョンの入口です。
顔出しパネルだって、別に顔を出せなくたって良いんです。
蔦の絡んだ古そうな一軒家。ここが天神のど真ん中であることを忘れてしまうほど、辺りは静かでした。
辛さ増はトウガラシの本数で
まずお伝えしておきたいのは、Tikiのカレーは基本が辛めであるということ。
それでもさらに辛さを求める場合は、タイ産の青唐辛子(プリッキーヌ)を1~10本まで無料で追加できます。
メニューは黒板だけかと思いきや、かなり丁寧なものがカウンターの端に。
温泉玉子があったなんて!
米パラパラ、肉ホロホロ
スパイシーチキンカレー(800円)に青唐辛子1本。
注文からわずか数分で提供されました。早い。
ご飯はジャスミンライス、タイ米で言うコシヒカリみたいなものでしょうか。パラパラっとして重くないのでいくらでも食べられそう。Tiki米として店内で販売されています。
カレーはサラサラで、スパイスが主張しながら調和のとれた王道のチキンカレー。鶏肉の塊はスプーンで崩せるほど柔らかく、肉自体にスパイスの味がしっかりと付いています。ライスの上のクルミやカレーにのったパクチーがいいアクセントになりますね。
ご飯とお味噌汁のように、きっと毎日食べても飽きないカレーです。
青唐辛子の刻んだのを噛むと、中々に刺激的です。
食べすすめるうちに額から汗が・・・頭皮の毛穴が開いている。
ちょっとした運動をした後のような爽快ささえ感じます。
1本でこんな状態なのに、6本注文した隣のお兄さんはどうしてそんなに平然と食べていられるのか。
別日に食べた豚ナンコツとひよこ豆のキーマカレー(900円)、なんとなく顔のよう。
こちらはチキンカレーほど辛くなく、違ったスパイシーさ。けっこうボリュームがありました。
路地裏と言えば
やっぱり猫ですよね。
これだけ通りから見えない奥まったマニアックな場所で飲食店をするには、相当強い信念と根性がなくては出来ないのではなかろうか。
路地裏=名店が多い
って、そういうことですよね。
食べ終わって外に出ると5名ほど列ができていました。
ただ、カレーの提供時間が短く、皆さんもくもくと食べて長居しないので回転は速いはずです。
1階はカウンターのみ、2階はテーブル席があります。
カレー屋を目指すタイ古式マッサージセラピスト。ヒノキハラカリーとして活動中。年間100投稿目指しています。
■店舗情報
店名 | 路地裏カレー Tiki |
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ジャンル | カレー |
TEL | 092-738-2008 |
住所 | 福岡市中央区渡辺通5-24-38 |
交通手段 | 西鉄天神駅徒歩3分 西鉄バス天神1丁目バス停から徒歩1分以内 |
営業時間 | [月~土] 11:00~15:00(なくなり次第終了) ランチ営業のみ |
定休日 | 日曜日 |
