旅行や日々のグルメ探訪に！ライターが自腹で本気レビューする福岡のレストラン情報

店の外観に書いてある百獣の王。
店舗名も「獅子王」とのことから、さぞかし豪快なそして肉食な
ラーメンが出てくるのだろうと思っていた。

上の「濃厚味噌ラーメン」（800円）と温玉（100円）の組み合わせが一番人気らしい。
獅子的には味噌でも大丈夫なのだろうか。

店内はカウンターのみで12席。

座席の後ろにはティッシュと紙エプロンが置いてある。
そして温玉の美味しい食べ方のレクチャーも。

味が濃いと感じる人用の割りスープも用意されている。
獅子の意外な優しさを感じた。

見た目は豪快、中身は草食？

見た目は結構インパクトがある。
ネギに赤いポテチ、玉ねぎ、コーン、胡麻、そして周りを取り囲むようにして入っている長いメンマ。
チャーシューはここからだと見えないが、このトッピングの下にちゃんといた。
味は、かなりまろやかだ。
豚骨と手羽先からとったスープにすりおろしたジャガイモを加えたスープは、確かに濃厚。味噌は程よく感じられる。
スープをすすると、レンゲに一緒に入ってきたきざみ玉ねぎやコーンなどが良い食感を演出。
中身はかなり草食系のようだ。
ただボリューム感はたっぷりあるので、野菜ばかりで悩んでいた獅子も満足だろう。

店内に潜む獅子

こんなにヘルシーなラーメンを出しているので、さすがの百獣の王も隠れているようだ。

ただ、

禁煙には厳しいようなので注意。

そしてここで、レンゲにのっていた温玉を一口で食べ、美味しい食べ方通りにするのを忘れていたことに気が付いた。
また来ます。

星野拓

ライター

見た目は30代、本当は20代な理系ライター。自らの研究対象を料理に変え、福岡の街でフィールドワーク中！ 食べるのに夢中で職務を忘れるのが玉に瑕。好きな栄養素は炭水化物とアミノ酸。