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【ラーメン】期間限定「一風堂太つけ麺」は9月30日まで! 一風堂塩原本舗(南区塩原)

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  2017/09/14   ※記事公開時の日付です


一風堂の「太つけ麺」が9月末で終わってしまう!
ということで、食べに行ってきました。

足をのばして塩原本舗まで。
福岡では他に太宰府インター店、姪浜店、山王店で提供されています。

塩原本舗は1994年創業。福岡エリアでは2号店という歴史あるお店です。
閑静な住宅街の民家を改装していて他の一風堂の店舗とはちょっと違った雰囲気。
ダウンタウンっぽいフレンドリーな空気がありますね。

店内は思ったより奥行きがあります。

一風堂は、店内もテーブルの上もいつもきれいに掃除されていて気持ちがいいのですが、塩原本舗はとくに整っています。

「辛もや」をつまみながら、さて、太つけ麺を頼みましょうかね。

上品に香る魚介とんこつダレ

鯖節やカツオ節の魚介の香りが強いつけダレ。とくにカツオ節が引き立ってますね。うむ、この熱々のスープに太麺をつけて食べるのですな。

スープの中に入っているのは青ネギと天かす。
さあ、麺といっしょだとどんな味わいを見せてくれるのでしょう。

つるつる、モチモチ麺のヒミツ

まずは何もつけずに麺だけをちゅるっと。

ツヤがあってみずみずしい太麺。多加水だからか?と想像するのは難しくはないけれど、実はさらなるヒミツがあったのです。

それはタピオカ粉。
ツヤや弾力を出すためにうどんに使われることも多い「タピオカ粉」を太麺に使っているとのこと。
なるほど、それでこのもっちり感ですか。

コシ、ヒキ、ツヤ。口当たりも噛みごたえも喉ごしも、すべてグイグイと刺激されます。
麺の締め具合もいいですね。
麺は並盛り(880円)だと250g、大盛りだとプラス100円で400g。
私は「並」がちょうどいい量でした。

割り箸を用意してくれるのは助かりますね。

どう味わう?

トッピングには、秘伝の醤油ダレで炊いた特製チャーシューの肩肉とバラ肉を1枚ずつ。
半熟塩玉子、海苔、青ネギ、天かす。
途中、ブラックペッパーを入れたり酢を使ったりと、卓上の調味料で味を変えながらけっこう遊べます。

最後はスープ割りをお願いして、白丸の豚骨スープにつけ汁をあわせてみたけれど、それほどうまくマッチしませんでした。どちらもそれぞれ完成された味なのでしょう。

そう、この「一風堂太つけ麺」はすべてのバランスの良い優等生なのです。
「完成された」ということができる一方で、「もうちょっと遊びや崩しがほしいなあ」と思ってしまうのは欲張りか。どうか大目にみてください。

個人的には、魚粉をドサッと入れて香りや苦味のベクトルにアプローチしてもおもしろいんじゃないかなと思いました。

ともあれ、おいしくいただきました。
塩原本舗、すてきなお店でした。

安永真由

ライター/ディレクター

ラーメンやうどんなど麺類を愛する。ほかにはカレー/卵料理/純喫茶/洋食/古い店/お酒全般。辛いものを食べるときは汗だくになります。

■店舗情報

店名 一風堂 塩原本舗
ジャンル ラーメン
TEL 092-562-5122
住所 福岡市南区塩原3-21-4
交通手段 西鉄大橋駅から徒歩7分
営業時間 11:00~翌24:00
定休日 なし

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