
“子連れもつ鍋”は「やま中 本店」が狙い目だった! 博多もつ鍋 やま中 本店(南区向野)
「もつ鍋が食べたい」
ふと思い立ち、一週間前に予約をしたのが「やま中 本店」だった。
しかしここで問題がひとつ。
我が家には3歳になる娘がいる。
となると店選びの際には「子連れウエルカムなこと」がまず優先順位のトップにあがるわけだけれど
もつ鍋の専門店というのは、どうにも子連れウエルカムなところは少ないイメージ。
かと言って子どもが騒いでも気にならないようなガヤガヤした居酒屋のもつ鍋は選択したくない気分。
私が食べたいのは「専門店のもつ鍋」なのだ。
でも電話で「3歳の子どもも一緒なんですけどいいですか」と聞いたら「はい、お待ちしています」と、やま中のスタッフ。
えー!OKなんだ!やったね!
というわけで行ってきました。
子連れは2階へ?
17時のオープンにあわせて予約をしていたのですが
娘が途中で寝てしまい、ついたのは10分過ぎ(ごめんなさい)。
開店から10分しかたっていないのに駐車場は満車、店はすでににぎわっていました。
2階の座敷に通されます。
このあと、続々と私たちのように小さい子どもを連れたお客が入ってきました。
なるほど、ここにひとまとめにする感じなのか。
これなら「連帯意識」が生まれて少々子どもが騒いでも気にならなくていいですね。
まずは小鉢をつまみつつ鍋がくるのを待とう。
「珍味タラチンジャ」(600円)、「酢もつ」(700円)、「白菜キムチ」(500円)
「冷奴」(400円)
そして、もつ鍋「みそ味」(1人前1600円)を注文。
「しょうゆ味」もあるのですが、やま中はみそ推し。
驚いたのは提供スピードの速さでした。
「小鉢をつまみながら……」なんて言うまもなく、注文から数分でやってきたぞ。
さらにあらかじめ火が通った状態なのですぐ食べられます。
本音は「早く食べなきゃおいしいタイミングを逃すから火は通さないでもってきてほしい」なのですが、
子どもがいたらそうはいきません。
グズる前にささっと食べなければ、それこそ食べるタイミングを失ってしまうのですから。
鍋は“追い野菜”付きです。
せっかくなので追加メニューの中から「モツのみ」(1600円)と鍋せんまい(1400円)を注文しました。
こちらもあらかじめ火が通っています。
モツはやや小ぶりではありますがプリンッとしていて臭みがなく、丁寧に下処理されています。
さすがは名店。
もち好きなのでこちらも追加しました。
うん、普通の「もち」だ。
これで150円。
シメは「ちゃんぽん麺」(300円)を。
回転率が気になる
ちなみに予約の時点で言われていたのですが、食事は2時間制です。
我が家は1時間半でサッと食べて店をあとにしました。
ほかの子連れ客を見ていてもそんな感じ。
小さい子がいると、ゆっくりのんびりだらだら食べ飲みするなんてことできませんからね。
子連れをターゲットにいれると店の回転率はあがるでしょう。
私たちが店を出る頃には入れ替わりで別の子連れ客が何人か来店していました。
決して子ども向けメニューがあるわけではないのに
ここまで子連れが多いとは。
やっぱりみんな「子どもがいてもおいしく外食を楽しみたい」って、思っているんだなあ。
しかしこの日一番の驚きは娘がモツを「おいしいおいしい」と言って食べていたことです。
※ちなみに「やま中 赤坂店」は高校生未満の入店は禁止です
■店舗情報
店名 | 博多もつ鍋 やま中 本店 |
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ジャンル | もつ鍋、名店 |
TEL | 092-553-6915 |
住所 | 福岡市南区向野2-2-12 |
交通手段 | 西鉄大橋駅から徒歩6分 |
営業時間 | 17:00~23:00 |
定休日 | 火曜 |
