
ついにエメラルドを食べちゃいました。 PRINCE of the FRUIT(中央区薬院)
自分ルールの中に
「食べものにはケチケチしない」
という決まりがある。
食べたいものは食べる。値段だけ見て「高い」と判断しない。気になったらとりあえず食べる。
だって食べること=幸せなのだから、
そこをケチケチしたらもう死ぬしかないのである。
というか明日死ぬかもわからないのに食べたいものを我慢するなんてバカバカしいにもほどがある。
死ぬ間際に「あれ食べておけばよかった……」なんて、思いたくないのである。
さて、今日はちょっと普段なかなか行かないエリアへ。
フランス菓子16区のある薬院周辺、土地がお高めであろう住宅街におじゃましました。
目当てはこちら。
PRINCE of the FRUIT
あぁ、なんか名前がセレブ。
あなたは高いと思うかお得と思うか
こちらは厳選したフルーツを使ったパフェが名物です。
話を聞いた人はたいていが「たっか!!!」と言うそのパフェのお値段は最も安くて1900円(時期による)。
なぜならすべてのパフェは「マスクメロンの最高峰」と呼ばれる静岡県産の「クラウンメロン」や岡山県産の高級イチジク「蓬菜柿」など、
ブランドフルーツをふんだんに使っているからです。
この日のおすすめは「岡山県産“晴王”シャインマスカットパフェ」(2300円)と「山梨県産“大糖領”白鳳桃パフェ」(2000円)。
あぁっ悩ましい。
大好きな桃をとるべきか。
しかし2300円というメニューの中では一番高額なマスカットがどんなものかも知りたい。
いっそ2つ頼むか……?
いやいやスイーツより米派なわたくし、米2合は軽々いけてもパフェ2つはちょっとしんどい。
せっかくなら高いものを。
散々悩んだ挙句に、マスカットを選びました。
フ、フルーツ界のエメラルドやぁ。
どん。
こ、このエメラルドグリーンの輝き……!
調べたところによるとこちらのシャインマスカットさん、一房7000円近くするそうです。
みっともないと思いつつ、このパフェにはいくつ使われているか数えてみましたらば
13粒。
2300円は納得のお値段です。
お店の方から「ちょうど旬で実がパンパンに張ってるのでフォークで刺すと危ないかもしれません。上のほうは手でたべるのがおすすめです」と言われまして
そう言われると試したくなるのが人間のサガでして。
フォークでプスッとしてみたんですが、はじかれてテーブルに転がってしまいました。おおお……やはり言う通りにするべきだった。
というわけで、手でつまんでまずはひとくち。
種なしで皮ごと食べられるというところも特徴のシャインマスカット。
「皮、ついてるの!?」ってくらいやわらかい。
そしてなんといっても上品な甘さ。
口に含むと爽やかな香りが鼻にぬけます。
私の周りには岡山県の葡萄畑の風がかけめぐりました。
こちらのパフェ、最大の魅力は「シンプルイズベスト」。
果物がもりもりのったパフェもいいですが、
高級フルーツを使っているからこそシンプルなほうが味がたつのです。
ですのでマスカットのほかに入っているのはピスタチオとクリームチーズのアイスのみです。
それにしたってこのアイスの組み合わせ、いい感じに甘さを邪魔していなくて絶妙な加減。
店内はまるでリゾート地のようにゆったりとしたつくりです。
セレブ気分を味わいながら1人もくもくとマスカットをむさぼる昼下がりなのでした。
次行くときは何のフルーツが旬なのかしら。
■店舗情報

店名 | PRINCE of the FRUIT |
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ジャンル | カフェ、パフェ、スイーツ |
TEL | 092-753-9600 |
住所 | 福岡市中央区薬院4-18-17 レイナビル1階 |
交通手段 | 地下鉄薬院大通り駅より徒歩5分 |
営業時間 | 8:00~18:00 ※月曜は11:30~17:00、金曜は9:00~18:00 |
定休日 | 不定 |
