旅行や日々のグルメ探訪に!ライターが自腹で本気レビューする福岡のレストラン情報

泣ける味噌汁! 野菜料理を食べにおいで べじさら食堂(中央区赤坂)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

  2017/08/01   ※記事公開時の日付です

三十路を過ぎると和食がしみる。

「自炊はするけど、食事が偏っている」という方はここ。
「お肉ばかりでヘルシーなものが食べたい」という方もここ。
三十路を超えていない方もここ。
「べじさら食堂」においで! どどーん。
メニューはこちら

「今週の和食ごはん」ということは毎週違う味が楽しめるわけね。
むむっ、厚揚げと夏野菜が気になるぞ。

味噌汁で泣いたよ! 厚揚げと夏野菜のナンプラー炒め(1000円)


いいね。体にいいのが一目でわかるね。
味噌汁を一口飲むと胸に熱いものが込みがげてくる。これはきっと激熱の味噌汁の温度とは別のものだ。
一口飲んで、故郷の家族を思い出したからだ。
おふくろの味ではなく、ちゃんとプロの味なんだけど、なつかしさがこみあげてくる。

厚揚げを食べると今度は祖父母を思い出す。とてつもなくおいしいまさにプロの味。
なのに素朴な祖母の味を思い出す。
夏バテで弱っているからではないな、この店には人を落ち着かせてくれる何かがあるのだ。

今度はサラダを一口。うんまぁ~、グレープフルーツうんまぁ。
真夏だから? ねぇ真夏だから冷たさが際立つの? こんなにおいしく感じる理由はどこにあるんだろう。

くそうっ、どうやったらこのおいしさを伝えられるのだ!

お店から出たくなくて蒸しパン頼んじゃったよ


さつまいもと黒ゴマの蒸しパン(150円)
我が故郷・鹿児島の特産品さつまいも。おいしい。
おしぼりをテーブルに置くんじゃなくって、こうやってお皿に載せてあると、もてなされている印象を受けるな。

優雅なお昼だ。今日は真夏日だけれど、時が止まったようなとても静かなひととき。
他のお客さんも、本を読むか、ゆったりくつろいで話をしている。
私だけじゃなく皆もほっこりできているわけね。
まぁわかる、ガラスの向こうの灼熱の道路と店内との世界が違い過ぎるもの。

懐かしさを感じたくなった人はここに行くしかないね。
タイムマシーンはあるね(キリッ)。
久しぶりに家族に電話をしてみるかぁ。

谷上隆

ライター

鹿児島で生まれ育ったせいか、一杯目から焼酎を飲む。カフェとパスタをこよなく愛する。好きなパスタは納豆パスタ。定食屋を見つけたらすぐ入ってしまう癖がある。

■店舗情報

店名 べじさら食堂
ジャンル 和食
TEL 050-3637-8314
住所 中央区赤坂3丁目1-2 大東ビルⅡ
交通手段 地下鉄七隈線 桜坂駅より徒歩6分
営業時間 9:00~10:30
12:00~19:00(L.O.18:30)
定休日 月曜

関連記事
Related article