旅行や日々のグルメ探訪に!ライターが自腹で本気レビューする福岡のレストラン情報

故・佐野実氏の意思を引き継ぐ一杯 福岡市中央区

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  2017/03/29   ※記事公開時の日付です

 

 

 

 

はじまりました、「福岡ラーメンショー2017」。
全国各地のラーメンが12杯集結する麺好きにはたまらない夢の祭典です。
※詳しくはコチラ
今回は東京、神奈川、京都、福島、北海道、宮城、和歌山、静岡、熊本から様々な麺々が来福しています。
4月2日(日)までの期間中、ちょっとずつレビューしていきたいと思います。

じんわりと体に染み入る「佐野実一派」の「醤油らぁ麺」

“ラーメンの鬼”の異名を持つ故・佐野実氏。
彼が創業した横浜市に本店を構える「支那そばや」とその一派である鳥栖の「中華そばみのる」、唐津の「らぁ麺むらまさ」の3店舗が手を取り合い、「佐野実一派」としてラーメンショー限定の一杯を生み出しました。
きりっとしたしょう油タレに、ふんわりと香る鶏ガラ。
シンプルだけれど、きっと数ミリでも割合を間違えればガタガタに崩れてしまいそうな繊細なスープは、ひと口飲むと「う゛あ゛~これだぁ゛~」と思わず唸ってしまいます。
(何が「これ」なのやら自分でもわかりませんが「これ」なのです)
なんといっても佐野さんが最も力を入れていたというオリジナル麺がね、いいのです。小麦の風味がちょうどいい。茹で加減もちょうどいい。
実際に食べたらわかります。わかるはずです。
聞くところによると、北海道産の「春よ恋」を主体に、様々な小麦をブレンドしているそうです。
肩ロースを使ったチャーシューや京都産の九条ねぎなど厳選された食材一つひとつにも“ラーメンの鬼”の魂は健在でした。
そうそう、「東池袋大勝軒」の中華そばも出店しています。

イベントならではの“コラボ麺”も見逃せない!

 

こちらは今年で誕生80周年を迎える久留米ラーメンを記念した「元祖とんこつ!久留米魂80th」。
久留米ラーメンのルーツ「南京千両」を筆頭に「モヒカンらーめん味壱家」「拉麺 久留米 本田商店」がコラボレーションをした一杯です。
ザ・豚骨ラーメンを味わいたい方はぜひこちらを。
「やっぱ飲んだあとはこれたいね」と言いたくなります。
ロースとバラの焼豚が一度に楽しめるのが個人的には楽しかった。
※ラーメンは一律750円のチケット制です

内川美彩

ライター

あるときはライター、あるときは主婦、あるときはママ……その実態は大盛りハンター。唐揚げと白米に目がない。口癖は「痩せたい」。

 

■店舗情報

店名 福岡ラーメンショー2017
ジャンル ラーメン、イベント
住所 福岡県福岡市中央区天神1-8-1
交通手段 西鉄天神福岡駅より徒歩4分
営業時間 3月28日(火)~4月2日(日)10:30~21:00 ※最終日は~20:00

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